先輩からの食事の誘いを断ったら「顔面パンチ」?
女優の南果歩をゲストに招いた上沼恵美子、高田純次のトークに対し、「時代錯誤も甚だしい」とのツッコミが相次いでいる。
南が出演したのは、上沼と高田がMCを務める「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)の1月22日放送回。過去に驚いた出来事として、南は「(ドラマの撮影後に)皆でご飯に行こうかっていう話になるじゃないですか。それで、ずいぶん後輩の俳優さんに『そろそろ行こうか』って言ったら、その後輩くんが『いやぁ、僕、ホテルでゆっくりしたいんで、やめます』って」と、共演者との会食よりもロケ地のホテルで休憩することを選んだ後輩がいたと振り返った。
これに高田が、「そんな人いるの? あなたに誘われて? 顔面パンチだね、そいつ!」と驚くと、上沼も「断るにしても、もうちょっと『今日は頭が痛いんでね』とかね」と、口実を選ぶべきだと指摘した。
南によると、翌日の撮影開始時間もそれほど早朝ではなかったそうで、食事会には4~5人が集まったが、来なかったのはその後輩俳優だけだったという。
これには上沼も「ホンマは南さんだって、行きたいわけじゃないんですよ!」「皆に(食事を)振る舞って、“明日も皆で頑張ろうね!”っていう意味で! それを“ホテルでゆっくりしたいから”って、頭かち割ったろかい!」と吠えていたが…。
「スタジオではベテラン2人から同情を受けた南ですが、ネットの反応は真逆。上沼、高田も含めて、“先輩からの誘いは乗るのが当然”との考えのようですが、『今の時代は若者でなくてもそういう人多いですよ』『芸能界は古いまま』『苦手な人にとっては本当に苦痛なんだよ』『大御所は自分が誘えばみんな喜んで来てくれると勘違いしている』など、辛らつな指摘も目立ちました」(テレビ誌ライター)
連日の撮影に際し、“飲みニケーション”でいいムードを作りたかった南の気持ちもわかるが、徐々に時代は個人の意思を尊重するフェーズに入っていると言えそうだ。
(木村慎吾)