1月24日、お笑いタレントの関根勤が、自身のYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」を更新。ハリウッド俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが来日した時、とあることからバラエティ番組出演前に怒りを露わにしたというエピソードを明かした。
その番組は、89年から92年にフジテレビ系で放送された「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」。実は、事前の記者会見で許可を得ずに筋骨隆々の体に触れた記者がいたことから、シュワルツェネッガーは気分を害していたのだ。「収録できないかもしれない」とスタッフから聞かされ、不安がる主演者たちが挨拶に赴く。
「山田邦子ちゃんを見て、渡辺徹を見て、俺を見て」
と、いずれも睨みつけるような不機嫌なリアクションだったそうなのだが、「それでラッキィ(池田)がいたわけ。シュワルツェネッガーが『センセイ』って!」。
「ラッキィ池田が振付師として世に知られることになった出世作といえば、89年の日清食品カップヌードルのCMです。シュワルツェネッガーがやかんを持って奇妙な踊りを披露する姿がとても滑稽で、話題になりました。当たり役のSF映画『ターミネーター』を始め、コワモテな印象の強かったシュワルツェネッガーに、日本人が親近感をわくようになったのはあのCMのお陰だったのです」(芸能ライター)
台本にないことまでシュワルツェネッガーにやってもらったそうだから、ラッキィ池田の功績は大きかったようだ。
(所ひで/YouTubeライター)