女優の二階堂ふみが、日本テレビの特別ドラマ企画「がっぱ先生!」で主人公の先生を演じる。テレビドラマ主演は初めてで、教師役も初挑戦。二階堂は「ずっとやってみたいと思っていた役柄でしたので撮影が楽しみです」と意気込みを語った。
これまで、二階堂の評価といえば「性格が悪い」というワードが目立つ。その理由としては、ストレート過ぎる発言に原因があるようだ。映画「脳男」の記者会見では、首を絞められるシーンで本当に気絶しそうになったと語り、「みんな死ねと思った」と発言。雑誌のインタビューでは「感動する邦画になかなか出会えません」と語った。テレビドラマに関しては「自分の役がどういう風に描写されるのかわからないので基本的には出たくない」そうで、基本的に民放連ドラのオファーは断わっているようだ。
だが、「ほとりの朔子」(2013年公開)で東京国際映画祭の舞台あいさつに登場した時に、NHKの朝ドラに出る可能性を聞かれると、「声がかかればぜひ! サブカルイメージを払拭し、国民的女優になりたい」と答えた。このような態度に“したたかな女”という悪評まで加わったようだ。
「二階堂はこれまで、数々の最優秀助演女優賞や主演女優賞に輝いた実績はありますが、興行成績としてはよくないし、知名度も高くなかった。そこは自覚しているようですが、本人は“私を他の若手女優と一緒にしないで”という思いがあるようです。でも、知名度を上げたいと『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のコーナー「ゴチになります!」のレギュラーになりましたが、バラエティーに出ないほうが女優としてのカリスマ性は保てたのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)
視聴者からも「華がない」と言われている二階堂。初主演ドラマで女優としての真価が問われそうだ。