杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)がコンビを組んで事件を解決する人気ドラマ「相棒 season21」(テレビ朝日系)の第15話が2月1日に放送され、世帯平均視聴率は12.7%だった。
今回は、特命係と旧知の仲であるトランスジェンダーバーのヒロコママ(深沢敦)が登場。亀山の帰国を祝い、サプライズをしようと公園に呼び出したところ、杉下が著名なルポライター・鬼塚一誠(工藤俊作)の遺体を発見する。その手には、妻で少女向け小説の人気作家・ノエル美智子(大島さと子)のサイン本があった。
鬼塚が死亡した日、美智子も同じ公園で困窮者に向けたボランティアの炊き出しをしていた。実は鬼塚、困窮者を食い物にしている半グレ集団の実態を取材していたため、その組織から脅されていたのだ。
ヒロコママは、season1の第3話「秘密の元アイドル妻」の初登場から、劇場版1作目を含めて9回登場している相棒ファンにとってはお馴染みのゲストキャラ。放送前の告知に登場した時点で話題になった。
「今回は、ヒロコママだけでなく、Season2の第3話『殺人晩餐会』で使われた、冷凍イカを凶器に使ったというネタも亀山と美和子の会話に出てきたため、ネット上では『懐かしい小ネタ!』とのコメントも書き込まれ、盛りあがっていたようです」(ドラマウオッチャー)
長く愛されているシリーズだからこそ、このような往年のネタを盛り込むことができ、視聴者もそのエピソードで盛り上がれるのだろう。