女優の吉高由里子が、14年に放送されたNHK連続テレビ小説「花子とアン」以来、2年ぶりのドラマ復帰をすることが明らかとなった。
吉高は来年1月放送スタートとなる「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)で30歳独身、彼氏なしの売れない脚本家・倫子を演じるという。
こじらせ系アラサー女子という配役について、吉高は「『タラレバ言いながら、女子会ばかりやっていたら、こんな歳になってしまった』という倫子と、似ている部分もあるのかも‥‥と思います」とコメント。
吉高は「花子とアン」で主演を努めて以降、女優業をストップ。14年大みそかの「紅白歌合戦」紅組司会の大役を務めた後、燃え尽き症候群となり表舞台から長らく遠ざかっていた。
女優休業の背景について事務所関係者が明かす。
「10代の頃から吉高を担当してきた女性チーフマネジャーが、14年末に退職。プライベートでも韓国旅行に出かけるなど、吉高はその女性を姉のように慕い、なんでも話せる間柄だったんです。そのため、相当なショックを受け『続けられる自信がない』と周囲に弱音を漏らすこともありました」
そんないきさつを経て、昨年10月に舞台「大逆走」に主演した吉高。本格復帰が待ち望まれるなか、ついに2年ぶりのドラマ復帰を決意したのだ。前出・事務所関係者が続けて話す。
「多くの映画関係者たちが吉高の演技力を高く評価しており、休業期間中も復帰のラブコールは途絶えなかった。また、笑福亭鶴瓶やお笑いコンビ『ハリセンボン』近藤春菜といった親交のある芸能人たちからの励ましもあったようです。とりわけ、近藤は吉高の相談相手となって復帰を後押ししていたといいます」
長い沈黙を経て、本格的に女優業を再開する吉高は、今作でどんな演技を見せてくれるのか。一皮むけた姿に期待したい。