来年2月18日公開の映画「愚行録」の公式上映が第73回ヴェネツィア国際映画祭で行われ、監督の石川慶、キャストの満島ひかりらが出席した。
記者会見で満島が着用していたピンク地にゴールドの花柄ワンピースはプラダのもの。レッドカーペットイベントで着用したシフォンドレスはグッチのものだが、集まったマスコミの目を、いろいろな意味で引きつけたようだ。
「特にシフォンドレスは、胸元に大きく黒ヒョウのスパンコール入りの刺繍が施され、背中には『25』というゼッケン付きのロングドレスなのですが『胸の黒いアップリケはいらない』『グッチに見えない』『個性的すぎる』といった批判が集中しています。グッチは今年に入ってから悪趣味ギリギリの奇抜なデザインが多く、満島が着用しているのは今年の秋冬コレクションのイチオシです。黒ヒョウの刺繍は確かにアップリケに見えてしまうし、日本人がイメージするグッチらしさはあまり感じられないドレスですが、顔が小さく体格のバランスがいい満島だからこそ、ここまで着こなせているんです」(女性誌記者)
おかしいと感じる衣装を用意されても、文句も言わずに着こなすことも女優の仕事のうちといったところだろうか。