ネット上で長くささやかれてきた「ディズニーリゾートにおける芸能人待遇」だが、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之はその実態に触れようとしたところ、赤っ恥をかいたという。
塙は2月8日放送のラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」で、相方・土屋伸之の妻からパークの入口付近にある受付で自身が“芸能人であること”を告げれば、特別パスをもらうことができるとの情報を得たと説明。そのパスを使えば、大行列のできる人気アトラクションもすぐに乗ることができるといい、塙は実際に試したのだという。
その際、塙はパーク内のキャストとのやり取りを、「何ですか?」「聞いたんですけど」「聞いた、というのは何を?」「ナイツの塙といいまして」「はぁ、何か?」「そういうの、もらえる?」「いや…」と回想。このキャストの困惑した反応を見て、塙は“芸能人パス”がウソ情報だと確信し、「(土屋の妻)タエコのせいで1回恥かいた」と振り返っていた。
とはいえ、ディズニーリゾートでの“特別待遇”を満喫、もしくはパーク側から提案されたという著名人のウワサは少なくない。
「ダウンタウンの浜田雅功や、俳優の木村拓哉と歌手の工藤静香夫妻は、その存在自体がパーク内の混乱を招き得るため、別ルートからのアトラクション優先案内を紹介されたものの、“子供の教育上よろしくない”との理由で拒否したといいます。一方、14年10月配信の『DMMニュース』では、女優・黒木瞳による『全部裏口から入れてもらって遊べたの。楽しかったわよ』との証言を聞いたタレント・野々村真が、自身も家族でディズニーランドを訪れた際に“芸能人パス”の入手にチャレンジしたとのこと。しかし、ランド側からの返答は『すみませんが、ほかのお客様とお並びください』というもので、野々村は妻や娘から冷ややかな視線を浴びたようです。黒木は09年にディズニーリゾートのCMに出演していた時期があり、その契約期間中のみVIP待遇を受けることができたとされています」(テレビ誌ライター)
黒木のような特例でもない限り、基本的にはパーク内がパニックになるレベルの“超有名人”でなければ、ディズニーでの特別待遇は与えられないのだろう。
塙や野々村にとっては、2度と経験したくない切ない出来事だったと言えそうだ。
(木村慎吾)