年始からKAT‐TUNの亀梨和也がフルスロットルだ。
お年玉とばかりに、ソロでインスタグラムを開設すると、あっという間に50万人のフォロワーを獲得した。
そんな“スター”亀梨に真逆の経験をさせるべく、過酷な状況下でさまざまな企画に挑戦するロケバラエティ「カネ梨和也」（日本テレビ系）が1月にスタート（金曜深夜に放送）。同局の日曜夜には、スポーツ番組「Going！Sports＆News」の生放送に出演中だ。2010年8月に始動した「亀梨和也のホームランプロジェクト第2弾」が進行しており、横浜スタジアムでのフェンス越えをめざす（放送は3月26日）。
亀梨は強運の持ち主だ。ジャニーズ事務所に在籍していた頃の山下智久を大親友と公言しており、20年にユニット「亀と山P」でアルバムをリリース予定だった。ところが、新型コロナウイルスの影響で延期。さらに、2人はコロナ禍であったにもかかわらず未成年女性たちと飲酒して、山下は活動自粛をしたあとに電撃退所。亀梨は厳重注意処分にとどまった。
イメージダウンにつながる事案が発生しても、亀梨はCMに起用され続けた。さらに、主演作品も途絶えなかった。不祥事直後にも、主演映画「事故物件 恐い間取り」がお蔵入りになることなく公開。翌21年には主演連ドラ「レッドアイズ 監視捜査班」（日本テレビ系）と「正義の天秤」（NHK）が放映。翌22年は、主演ドラマ「W 正体」（WOWOW）があり、今年は「正義の天秤 season2」（NHK）を控える。
「その強すぎるパワーは、後輩たちによって実証されています。亀梨の自宅に招かれたジャニーズJr.たちが、続々メジャーデビューしていったのです。Kis-My-Ft2の横尾渉やA.B.C-Zの河合郁人がそのパワーを受けてデビューしており、自他ともに認めるガチの“カメオタ”で有名なSnow Manの宮舘涼太は、訪問した翌年にデビューが決定しました」（アイドル誌ライター）
一時期、後輩たちの間で「パワースポット」と呼ばれた亀梨宅。河合がジャニーズものまねで大ブレイクするきっかけも、このパワースポットだった。先のアイドル誌ライターが続ける。
「ものまねはもともと、亀梨の親族や友人が集う新年会で見せていた宴会芸だったんです。仕切り役の河井は、ビンゴ大会の司会ほかフルで活躍。参加者の間では巧みなMCが浸透していて、徐々に“ものまねネタ”も火が点いていったのです」
河合なりの御礼か、テレビ番組では「KAT-TUN亀梨和也が見せる独特すぎるダンス」もメインレパートリーにしており、今ではすっかりテッパンネタ。ウケているため、亀梨は公認している。
ジャニーズJr.たちにとっては、ある意味最難関といえるパワースポット、カメ宅。明日のデビューを夢見る参拝者たちが列を作って訪れるかも？
（北村ともこ）
