女優の高畑淳子が主演を務める舞台「雪まろげ」の公演チケットが余りまくっているという。12月まで全14都市でロングラン公演される同舞台は、9月と10月に東京で31公演を開催。このうち完売しているのは初日の9月24日と3連休にあたる10月9日の2公演だけで、ほかは好きな日程を選び放題という空席祭りになっているのである。演劇に詳しいライターが語る。
「この『雪まろげ』は東宝が主催する公演ですが、他の東宝主催公演ではもっと完売日が多く、『雪まろげ』の不人気ぶりは異例です。もともと公演数が多いので完売狙いではないかもしれませんが、チケット販売サイトを見ると“空席十分”という表示も多く、日によっては客席がかなり寂しい光景になることも予想されます」
そんな空席祭りには、高畑の息子である裕太が起こした婦女暴行事件が大きく影響しているとの見方も根強いようだ。裕太本人は出演しないものの、当の高畑が事件に関する記者会見で世間の反発を買い、客足を遠ざけたというのである。芸能ライターが耳打ちする。
「舞台に興味を持っていた人のなかには、高畑の発言が不愉快で観る気が失せたという声も少なくないようで、なかには『チケットの払い戻しをしたい』という声もあるほどです。ネットオークションでも出品は多いものの落札に至らないケースが見受けられ、この状況ではチケットを無駄にするのを承知で劇場に行かないという人がいても不思議はありません」
本来ならこの時期は、高畑がせっせと舞台の宣伝をしていたはず。しかし、バラエティ出演を自粛している状況では宣伝もままならず、いよいよ劇場に閑古鳥が鳴く日も近づいてきたようだ。
(白根麻子)