お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱が2月19日、自身のTwitterを更新。インスタグラムで写真家が撮影したうさぎの写真を無断使用していたことを謝罪した。
山本は1月2日に自身のインスタグラムでうさぎの写真を投稿。しかし、2月17日にうさぎ写真家ユニット「uta」(中村隆之氏&麿矢氏)から「うちの写真が勝手に使用されていてショック。しかも、わざわざウォーターマークやロゴが切れるようにトリミングしてまで。一般の方でもNGな行為ですが、著名人のすることではないですよね」と無断使用を指摘されていた。
それを受けて、山本は「今回お騒がせしている件について」とツイートし、謝罪文が記された画像を添付。それによると「私のInstagramにてuta様が撮影された写真を無断転載した件で、本日uta様に直接お会いし謝罪させていただきました」と報告。
山本は「今回の件は私の著作物に対する認識の欠如であり、無知がゆえに著作権の侵害をしていたことに気づかされました」と故意ではなかったことを明かしつつ、「uta様と話し合いのうえ、当該投稿は削除いたします」として同日、インスタグラムに投稿していた画像は削除された。
これに対して、uta氏も和解したことを報告したが、ネット上では「山本はせっかく結婚して潮目が変わりそうなところなんだから、地に足つけて活動してほしい」「トリミングしてたけど、わざとではなく無知? ホントかな」「エンターテイメントの世界で何年も生きてきて、著作権に関して“無知ゆえ”って本当?」など苦言や疑問の声が続出しているが、過去には芸能人による著作権侵害や盗作疑惑が持ちあがったこともあった。
「特によく知られているのが04年に判明した元モーニング娘。の安倍なつみの“自作の詩”です。安倍は1999年に発売した写真集『ナッチ』など複数の出版物や当時レギュラーを務めていた明石家さんまとのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』などで自作の詩を発表。しかし、それがaikoや小室哲哉が作詞したものと酷似していることが発覚しました。事務所も盗作があったことを認め、安倍も謝罪コメントを発表し、2カ月の活動自粛となった結果、その年の紅白歌合戦も出場を辞退することになってしまいました」(芸能記者)
芸能人も著作権を意識しない限り、一般人とそう変わらないのかもしれない。
(柏原廉)