川口オートレース場所属のオートレーサー・森且行が2月19日放送の「情熱大陸」(TBS系)に出演した。
森は、1988年に結成されたSMAPのメンバーだったが、96年4月に始まった「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の翌月に脱退を発表した。レーサー転身後、着実に成長を続け、オートレース最上位のS級に到達。20年11月には、最高峰のSGレース、日本選手権で悲願の優勝を果たした。
「しかし、その約3カ月後、GI『第64回開設記念』の最終日11Rで落車。肋骨骨折、骨盤骨折、腰椎破裂骨折と診断され、計4回の大手術を経て、骨盤から脊髄にかけて24本ものボルトが埋め込まれました。その後、ボルトを抜く5回の手術を経て、現在も懸命にリハビリを続けているのです」(週刊誌記者)
同番組が放送された日は、森の誕生日であり、当初はこの日にレーサー復帰を目標としていた。しかし、体は思うように動かず、復帰日を延長する決断をした経緯などが映し出された。
森は、体調不良から1月に仕事復帰した中居正広に「“復帰おめでとう”ってメール入れたら“あざーっす!”って返ってきました」と明かし「“森もぼちぼちかな”って来たんですけど“うーん、ちょっと予定が延びちゃってる”とは伝えましたけど」と連絡を取り合っている様子も報じられた。
ネット上には「森くんから、どれだけ励みを頂いたかわかりません。そして今夜の放送でまた勇気を頂きました」「どうか、大好きな場所に復帰できますよう、お祈り申し上げます」「とても感動しました! アイドルを辞めて優勝という夢をつかみ、大ケガをしてもレースに復帰するために立ち向かい続ける森くんをずっと応援したいと思います!」など、ファンの声が多数書き込まれている。
森にはファンの思いを胸に、じっくりと療養して、ベストコンディションで完全復帰していただきたいものだ。