人気グループ・嵐の松本潤が、主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」のグッズをプロデュースしていたことを2月23日、ニュースサイト「WEB女性自身」が報じた。
同記事によると、今回の大河ドラマの主人公・徳川家康ゆかりの愛知県岡崎市、静岡県静岡市、浜松市の3カ所に大河ドラマ館がオープン。番組に関連する展示などが楽しめるほか、番組グッズも販売している。そこで扱っている手ぬぐい、ポチ袋、Tシャツは松本がプロデュースしたもので、いずれも大河ドラマ館でしか手に入らないものだという。
ネット販売がなく、なぜ店頭販売のみなのかというと「地域に直接足を運んでほしいから」という松本の考えからだという。実際に、岡崎市の大河ドラマ館はオープンからわずか6日で来場者が1万人を突破。これは“松潤”効果なのだとか。
ほかにも大河ドラマ本編後に放送される恒例のゆかりの地への紀行コーナーでは、今回はキャストが出演するという異例の形となっているが、こちらも松本は「演者がゆかりの地を巡ることで、その地を訪れる人も増えるのでは」と考え、スタッフと相談して、できる限りキャストが出演するという形になったのだとか。
同記事について「遠すぎて行きたくても行けない…」といった声もあったが「素敵なアイデア」「地域に貢献してるんだからいい仕事してると思う」など、松本のプロデュース力を評価する声も多い。
「松本は、嵐をはじめ、ほかのジャニーズタレントの公演の演出を手掛けることもあり、アリーナ席上部を移動するムービングステージや可動式・超特大LEDビジョンなど『ファンファースト』の演出で知られています。今回のグッズの売り出し方も地元の支えあっての大河ドラマということで、地元ファーストにこだわったのでしょう」(芸能記者)
“松潤”効果が、家康ゆかりの地に潤いをもたらしていきそうだ。
(柏原廉)