今田耕司、3年後輩の爆笑問題・太田光に収入で勝てなかった「もっともな理由」

 今田耕司と爆笑問題・太田光はほぼ同期のお笑い芸人だ。それだけにかねてより互いを意識をし合うライバルだったようで…。

 2月28日、爆笑問題がMCを務める「爆問×伯山の刺さルール!」(テレビ朝日系)にゲスト出演した今田。新人時代の収入事情にまつわる話題では、なかなか芸人一本でやり繰りするのは難しく、親にお金を借りることもあったと振り返った。

 しかし、関西を飛び出して東京へと進出すると、毎月カツカツだった貯金残高にも少しずつ余裕が生まれ始め、金銭面での苦労がなくなったと回顧。ある日、「久しぶりにお金を下ろそうと思ったら、200万円っていう残金が。200万円っていうのはもう覚えてる。“200万円!”って」と、表示された貯金額に感動したという。

 その今田が最もライバル視していたのが、芸歴で3年ほど後輩にあたる太田の存在だ。2005年度分まで公表されていた高額納税者ランキングに、自分がランクインせず、太田が入っているのを発見すると「なんで太田君が入って、オレ入ってないねん!腹立つわー。絶対稼いだんねん!」と息巻いていたという。

 ピン芸人の今田は業界のギャラ事情として「単価でいうと、コンビ2人分よりは安いけど、(コンビの片方がもらう額よりは)絶対に勝つはず」と説明つつ、「ピン芸人なのにコンビの片っぽに負けてるやん。厳密に言ったら(太田は)後輩やのに…」と当時の悔しさを表現。一方の太田は「その前は散々、金のない時代があったの!あんたがボルボとか買ってる時に」と反論している。

「デビューから現在に至るまで、お笑い界でダントツの勢力を誇る吉本興業に所属し続けてきた今田が、若手時代に太田プロを抜け出し、自前でプロダクションを構えた太田とは、キャリアも稼ぎも大きく異なるのは当然のこと。今田は安定して多くの仕事を得ることができた反面、往年の吉本はギャラの10%程度しかタレントに支払わないといった“事務所9割、芸人1割”の定説が長く囁かれてきました。一方、太田は個人事務所のため、新規の仕事を取るまでには長い年月を要しましたが、ひとたびブレイクすれば、そのギャラのほとんどを手取りにすることができますからね。ほぼ同期と言っても、現在に至るまでのキャリアは対照的で、なかなか比較が難しいかもしれません」(テレビ誌ライター)

 しかも、太田が身を置くプロダクション「タイタン」のトップは妻・太田光代氏が務めているため、事務所に入ったお金も最終的には身内に入ってくることになる。

 今田にとっては悔しい結果だったかもしれないが、プロダクションによる後ろ盾を持たずに成り上がった太田に手取りで勝つのは非常に困難だったと言えそうだ。

(木村慎吾)

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