やりたい放題なキャラクターで知られるタレントのフワちゃんだが、中にはそれをよしとしない大物歌手もいたという。
2月26日放送の「マルコポロリ！」（関西テレビ）では、「フワちゃんと仲間たち大集合SP」と銘打ち、昔から彼女をよく知るお笑いコンビ・Aマッソの加納ら芸人仲間が集まった。
自由奔放なフワちゃんは、これまでに舞台の本番前にハマッた漫画を舞台上でも読み続けていたことや、「写真を撮ってほしい」との理由でダウンタウンの楽屋に突撃しようとするなど、エピソードに事欠かない。
そんなフワちゃんに対し、番組MCの東野幸治は「今はもう慣れたけど、でも大丈夫？1回もキレられたことない？」と質問。すると、フワちゃんは「（歌手）小柳ルミ子にだけ1回怒られた」と正直に明かすと、東野は「ええとこにキレられるなぁ！我々が笑えるぐらいのところを出してくれてありがとう！」と返した。
フワちゃんは小柳と初共演した際、「みんなフワちゃんのキャラを知ってくれてるだろうから、失礼やっても大丈夫だろう」と考え、楽屋挨拶もせずに本番を迎えた。いつものようにタメ口キャラ全開で、小柳に対しても「ルミ子～」と呼び捨てにしていたところ、小柳から「あんたね！口の利き方に気を付けなさいよ、さっきから！」と一喝されてしまったという。
「小柳ルミ子に怒られたことを振り返ったフワちゃんですが、実際にはそのやりたい放題な芸風を敬遠するタレントは他にもいます。歌手の青山テルマからは、番組内で勝手にスッピン写真を使用してしまったところ『お前許可取れよ』とキレられ、クリス松村にもツイッターに悪口を書いていたのを発見され、激怒されたそうです。また、長嶋一茂との共演中にもヘラヘラした態度で接していた際、『君はさっきから誰なんだ！』との説教が。わざわざフワちゃん本人に直接激怒して注意するまでには至らずとも、よく思っていないタレントは少なからずかもしれませんね」（テレビ誌ライター）
何人かにキレられつつも、その中から咄嗟に小柳ルミ子の名前をチョイスした点は、フワちゃんの“バラエティ能力”が成せるワザだったと言えそうだ。
（木村慎吾）
