9月11日に放送された最終回は平均視聴率12.2%と、全話を通して最も高い数字を叩き出した寺尾聰主演の学園ドラマ「仰げば尊し」(TBS系)。
婦女暴行の疑いで逮捕され、先日釈放となった高畑裕太も出演していただけにその影響が心配されたが、今夏のドラマ全体では優秀と言える結果を残し、無事に感動のエンディングを迎えた。
しかし、ドラマが終了して2日後の13日に発売された「週刊女性」が同ドラマの撮影現場で起こっていたよからぬ騒動を報じている。
「同誌では、ドラマのメインキャストの生徒役を演じ大きく知名度を上げた村上虹郎が、女性キャストにハラスメント行為を行っていたという笑えない裏側をTBS関係者が打ち明けています。その証言によれば、村上は劇中で使用するトランペットを使って、女子生徒役の女優のスカートをめくったり、スカートの中にトランペットを入れて下半身に当てたりしていたとのこと。なんでも、多部未華子もいきなり村上に髪の毛を触られたりしていたようですね」(エンタメ誌記者)
村上は嫌がらせではなく、あくまで遊び感覚でやっていたと説明していたようだが、女優たちが過度なスキンシップに嫌悪感を抱いていたようで、最終的には村上の事務所関係者とTBS側が多部をはじめとしたハラスメント行為を受けた女優の所属事務所に謝罪するという事態にまで発展したのだとか。
この報道を知った世間の人々からは、「文字で読んでるだけでハラスメントだと思った」「クールな人かと思ったら、ただのバカじゃん」「第2の高畑がいた! まさか共演者だったとは!?」と批判の声があふれたようだ。
「謝罪にまで発展しているなら相当なもの。思えば村上も俳優の村上淳を父に持つ2世タレント。やはりどこかで、何でもわがままに生きてきた成長過程が影響しているのでしょうか」(女性誌記者)
高畑と同類とまで見られるのは気の毒だが、不貞問題と同じで、今後は若手俳優の性への欲望にも注目が集まるはず。これに懲りて現場での行き過ぎた“コミュニケーション”は抑えたほうがよさそうだ。
(佐伯シンジ)