3月5日、橋本愛が自身のインスタグラムを更新。トランス女性に言及したことについて謝罪し、ネットで議論を呼んでいる。
「橋本は直近のインスタで、“心は女性”とする男性が女性用のお風呂施設などを使用することに関して、『体の性に合わせて区分する方がベターかなと思います』『身体が男性の方に入って来られたら、とても警戒してしまうし、それだけで恐怖心を抱いてしまう』と、自身の考えを明かしていました。しかしその後、一部で『トランス差別』と批判があがったことで、『無自覚に人を傷つけてしまったこと、反省しています。勉強になりました。教えてくれてありがとう。傷つけてしまった方々、ごめんなさい』などと謝罪しています」(芸能記者)
今回の騒動にネットでは、「橋本さんは間違ってない」「なぜ謝罪しなきゃいけないの?」と橋本を擁護する声が相次いでいる。
一方、トランスジェンダーの話題といえば海外では、「ハリー・ポッター」シリーズで有名なイギリスの女性作家、J・K・ローリング氏による見解がたびたび物議を醸している。彼女もまた、トランスジェンダーの権利保障が進み、女性と自認すれば誰でも女性用スペースに出入り可能となることで、性的暴行などの危険が増す可能性を指摘。しかし、これらの考えは海外では大バッシングを受けるという。
「ローリング氏の発言は、ネットやメディアで“差別的だ”と猛批判されたほか、エマ・ワトソン、ダニエル・ラドクリフなど、映画『ハリポタ』出演者からも『トランスジェンダーの人たちを支持する』と、否定される事態に。その後、映画公開20周年を記念した特別番組にローリング氏が呼ばれることはありませんでした。これについて彼女は、みずからの意思で番組を欠席したと明かしていますが、トランス騒動や出演者との関係悪化が追放に繋がったとの憶測も飛び交っています。そのためネットでは、橋本の発言に対し『ハリポタ作者レベルの大物ですら干されかけてるから心配』『橋本さんの意見には賛同だけど、海外進出は厳しくなるかも』と、今後の活動を懸念する声があがっています」(前出・芸能記者)
昨年アンバサダーを務めた「東京国際映画祭」のインタビューでは、海外進出への意欲も明かしていた橋本。今回の発言が、仕事の妨げとならないことを願うばかりだ。