イギリス時間の3月7日、英国営放送BBCが、ジャニーズ事務所創業者であるジャニー喜多川氏のドキュメンタリーを放送した。同番組では、ジャニー氏が所属タレントに行ってきた数々の性的虐待について触れたという。
「BBCの放送後、日本では『文春オンライン』や『フライデー』などの大手メディアが、番組の詳細について報じています。それらの記事によると、番組にはジャニー氏から性的被害を受けたと訴える元ジャニーズJr.の男性3名が顔出しで登場。その中の1人はJr.時代、初めて合宿を訪れた日にジャニー氏から夜通しマッサージされたほか、別の日に『口でされた』と具体的に被害を明かしたのだとか。また、他の出演メンバーも『これを我慢しないと売れないから』と言われ、性的被害に耐えていた日々を振り返ったそうです」(芸能記者)
今回のBBCの放送に、ネットでは「噂には聞いてたけど本当だったんだ」「被害者が顔出しで証言してるのは驚いた」「日本でも報道番組やワイドショーでしっかり取り上げてほしい」などと反響を呼んでいる。
そんな中、現役ジャニーズタレントがイベントでジャニー氏の話題を出し、驚きの声があがっている。
「3月7日、Hey!Say!JUMP・薮宏太が主演ミュージカル『She Loves Me』の製作発表会見を行いました。そこで薮は、前回の公演時に、生前のジャニー氏から『ちゃんとできているからミュージカルでやっていけるね』と声をかけてもらったというエピソードを披露。これまでならば、ジャニー氏に関する何気ないエピソードとして受け取られてきましたが、その日は、ジャニー氏の性的虐待が告発されるBBCドキュメンタリーの放送直前というタイミングだったのです。そのためネットでは、『BBCの番組内容は数日前から話題になってたのに、今、ジャニー氏の話をするとは…』『もう今後、メンバーたちがジャニーさんトークをしても笑えないかも』などと動揺する声が広がっています」(前出・芸能記者)
ジャニタレたちにとって、バラエティ番組で鉄板だったジャニー氏のエピソードトーク。はたしてBBCが取り上げてもなお、彼の話題に触れていくのだろうか。