漫画家・よしながふみ氏原作による“男女逆転”設定のNHKドラマ「大奥」。3月7日放送の第9話の舞台は冨永愛が演じる“オンナ”徳川吉宗の時代。3人の娘たちの行く末と、男子だけが罹る奇病“赤面疱瘡”撲滅に立ち向かう吉宗の姿が描かれている。
ここでキーマンとなるのがHey! Say! JUMPの中島裕翔演じる水野祐之進である。かつて処分されたものの、吉宗の温情でこっそり生まれ故郷へと返された人物だ。吉宗はこの水野に赤面疱瘡に効く薬草を探し出す任務を与えるため再び江戸城内に呼び戻す。第9話では、水野が治療に効く薬を求めて奔走する姿が描かれた。
「ここで、大きな話題となったのが、中島の女装姿です。中島扮する水野は対外的には処刑されたことになっているので、本来の姿で城内にはいれない。というわけで、水野は、吉宗と接見する際、女性の着物を着てカツラをかぶることになるんんですが…」(芸能ライター)
180センチの長身の中島は、化粧をしても違和感は拭えず、劇中でも、2月28日放送回で、女装した水野を見て吉宗が大爆笑してしまう場面も。さらにネット上では「こんな緊迫したシーンなのに裕翔くんが女装なのじわる」「急に女装した中島裕翔君出てきてビックリ」など大きな反響を呼んでいる。
「中島は、2017年に放送された番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)でも女装にチャレンジしていましたね。『いただき─』は、Hey! Say! JUMPの冠番組で、メンバーの知念侑李、高木雄也、八乙女光も女装したんですが、長身を誇る中島は、ロングで巻き髪のカツラを被った“裕子姉ちゃん”として登場。ファンからは『裕子姉ちゃん笑顔が天使』『中島裕翔くんは菅野美穂に似てる?』などのコメントが上がりました」(前出・芸能ライター)
今回の「大奥」での女装に、ツイッターでは“裕子姉ちゃん”を知るファンから「裕翔くん、和装の女装もいいね」との言葉が書き込まれていた。大奥の視聴率上昇の鍵は、中島の女装姿が握っているのかもしれない?
(窪田史朗)