当人はもちろん、その友人のあの方も警戒心を持つべきか?
女優の前田敦子が広告塔を務める占いアプリの“怪しすぎる実態”について、3月7日に発売された「週刊女性」が報じている。
記事によれば、同アプリは占い師に恋愛相談などができるサービスを提供しているものの、占い師側はほとんど審査もせずに占い師として登録できるとのこと。
というのも、占う側は生年月日や志望動機、得意な占いなどを入力し、免許証などで本人確認をすれば、占い師として活動ができるそうで、実際、同記事には占い経験がないものの、タロット占いができると書いて、占い師登録をし、1日半で2万円ほど報酬を得たという人物がインタビューに応じている。報酬はメッセージの文字数に応じて支払われることから、この人物は占い経験がないうえに、汎用性のきく文をコピペして使用していたという。親身に相談者にアドバイスしていたわけでもなかったようで、ただただ、相談者が気の毒なところだ。
「ただ、前田も問題のアプリの運営会社と直接、契約を結んでいるわけではなくこちらも捉え方としては被害者ともとれそうです。何でも前田は21年7月から『中小企業からニッポンを元気にプロジェクト』といわれる事業の公式アンバサダーを務めており、このプロジェクトに参画した企業は公式アンバサダーの肖像画を広告に使える契約が結べるとのこと。そんな経緯から前田はこの占いアプリの広告に登場してしまったようです。プロジェクトの運営会社は、取材に対し、アプリの運営会社HPに”実績がなくても未経験から占い師として働ける”旨を明記していることから”法律や公序良俗に反する点はないと現状判断しております”説明していましたが…」(エンタメ誌ライター)
前田は20年いっぱいで所属していた太田プロダクションとの契約を終了し、21年からは個人事務所を設立。フリーで活動し、芸能界で生き残ろうと精力的に仕事をこなしている状況下ともとれるだけに、警戒不足が招いたことではあるものの、前田としても今回の報道には困惑していることだろう。
そんな前田を巡る報道でちょっとしたとばっちりを食らっているのがフリーアナの田中みな実だ。
「17年放送のバラエティ番組『さまぁ~ずチャート』(テレビ朝日系)に前田と田中が『親友』として出演。週に1回は会っているとして、お互いのことは『全部知っている』と話すほどの関係と明かしてましたが、今年2月に放送されたバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレ朝系)では恋愛指南アプリに月3万円ほど課金していることを告白していたんですが…」(前出・エンタメ誌ライター)
また、21年10月に放送された「グータンヌーボ2」(フジテレビ系)では、元カレのオリエンタルラジオの藤森慎吾と復縁するため占いにすがったことも告白。4万円を支払い、藤森の年齢プラス1個の大豆が入った巾着袋と自分の年齢プラス1個の小豆が入った巾着袋を1つの袋に入れ、地元の川に流すようにするといいというアドバイスを受け、実践するものの、結果的に復縁は実らず…ということもあった。
「そんなこんなで、占いにドハマりしているものの、成果がなさそうな田中を心配する声が世間からかねて見受けられていましたが、今回の報道で『前田さんの親友の田中さんもあんまり占いを信用しすぎないようにね』『あっちゃんから勧められて、田中さんが今回の怪しい占いアプリに課金してるっていうオチはないのかな』など、ネット民が言いたい放題な状況です」(前出・エンタメ誌ライター)
恋愛指南アプリに課金している立場でもあり、占いアプリ関連の騒動に親友の前田が巻き込まれたことで、田中も今回の報道に関心を抱いているはず。とはいえ、もちろん自分のお金の使い道は自由。こうして名前が挙がってくるのは田中には気の毒な話ではあるが…。
(権田力也)