3月14日に最終回を迎えたNHK版「大奥」シーズン1。ドラマ最終部では今秋スタートのシーズン2に新登場するキャラクターが顔見世登場したことから、ネット上には「ロスにならずに済んだ」「最終回の寂しさよりシーズン2への期待のほうが大きい」「NHKらしいキャスティングにワクワクが止まらない」といった声があがっている。
赤面疱瘡撲滅に立ち向かうオランダ人と丸山遊女の間に生まれた蘭学者・青沼をスウェーデン出身の庭師でタレントの村雨辰剛、その青沼の補佐役を務める黒木を玉置玲央、よしながふみ原作漫画の中で人気の高い本草学者・平賀源内を鈴木杏が演じる。原作漫画での平賀源内は、笑うと三日月型になる目元が印象的だが、鈴木は見事に「源内の笑顔」を初登場にして見事に再現し話題となっている。
「村雨も玉置も原作漫画から抜け出てきたようなビジュアルだったため、NHKのキャスティングに納得の声が聞こえています。ただし、村雨の演技力を疑問視する声も少なくありません。中には、村雨の演技力をカバーするために、原作漫画のビジュアルとは少し違和感のある鈴木が源内役に抜擢されたのではないかと指摘する声もあるほどです。シーズン1でも徳川綱吉役を仲里依紗が演じると判明したとたん、原作漫画とイメージが違うと不満の声があがりましたが、仲は見事な表現力で綱吉役を熱演。今では『仲里依紗の綱吉が最高だった』とまで言われていますから、鈴木演じる源内も仲が演じた綱吉同様、高評価を得そうな気がします」(女性誌記者)
シーズン1が終わった直後ながらシーズン2の放送が待ち遠しい。