福山雅治が山崎賢人や三浦翔平に負けてしまった! とは言ってもイケメンランキングではなく、視聴率の話だ。9月19日に最終回を迎えた月9ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ系)が、平均視聴率8.9%を記録し、月9史上ワーストというレッテルから逃れることに成功したのである。テレビ誌のライターが耳打ちする。
「史上最低の平均8.4%に終わった『ラヴソング』を下回らずに済んだことに加え、リオ五輪と重なった8月も乗り切ったことで、『V字回復を果たした』と評価の声もあるほどです。これですっかり株を下げたのが『ラヴソング』主演の福山雅治でしょうね。今回の『好きな人がいること』では山崎賢人や三浦翔平の演技が話題となり、20代の若手イケメン俳優のほうが視聴率を取れるという結果になりました」
今作に限らず、1月期の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」ではやはり20代の高良健吾が活躍。当時は月9史上最低レベルの成績と批判されていたが、今となっては平均9.7%がずいぶんといい数字に見えてしまうのだから、いかに「ラヴソング」が酷かったのかが浮き彫りになった形だ。
「その福山は10月公開の映画『SCOOP!』の宣伝でテレビに出まくっていますが、画面を通して見る福山からは47歳という年齢がビビッドに伝わってくるんですよ。かつては文句なしのイケメンだったのに、近頃は『オジサンだけどまあまあ格好いい』という程度に劣化。以前よりダイエットしたようにも感じられますが、それが精悍さではなく衰えに見えてしまうのが、年齢の残酷なところでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
そろそろイケメンキャラで売るには限界が近づいてきたのか。福山が今後どんな役を演じていくのか、別の意味で注目が集まっていくのかもしれない。
(金田麻有)