歌手の浜崎あゆみが、3月29日に放送された「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)に出演。集まった“あゆファン”芸能人を沸かせた。
ひな壇に集まった出演者たちは、浜崎本人が登場する前からソワソワ。タレントのIMALUは「今日ひと言もしゃべれないかも」と緊張した様子を見せ、司会の上田晋也から「いいやしゃべれ、ちゃんと仕事して帰れ」と苦笑される。
また、上田から「いつもと違うもんな」と緊張を指摘されたタレントの若槻千夏は、「今日最終回じゃないですよね? 人多すぎません?」と、スタジオにスタッフや関係者が大挙押し寄せていることを指摘し、上田は「バイデン大統領が来日した?」とボケて笑わせたのだ。
そんな中、浜崎本人が登場すると、出演者からは「ヤバ~い」といった嬌声があがり、ももいろクローバーZの佐々木彩夏やフリーアナウンサーの久代萌美は感涙。浜崎と会うのが初めてというタレントの益若つばさは、「会わないで死のうと思ってた」とコメントし、やはり号泣したのだ。
浜崎は「大久保さんに会いたかった」と、タレントの大久保佳代子を名指し。浜崎は、以前大久保がコロナ禍のルーティンについて別の番組で「朝起きて、アンダー緩めのブラをつけて‥‥」と発言したのがツボにはまったことを明かし、「何もないってわかっている日にギュッとしたの付けないじゃないですか」と共感を示したのだ。
浜崎は続けて「夕方、学校が終わるチャイムが聞こえてくると、飲み始める」という大久保の発言に、「1日のルーティンが似すぎてて」とコメント。すると大久保は「あゆはちょっと年下なんですけど、昔の自分を見てるよう」と語って、浜崎を爆笑させたのだ。
そんな浜崎の神エピソードを披露したのは若槻だ。浜崎とは「デビュー前に会ってるんです」とドヤ顔で切り出した若槻は、浜崎に憧れて歌手志望で芸能界入りし、avexの練習生となった過去について語り、「浜崎さんみたいになりたくて歌手目指してます」と、顔を合わせた浜崎本人に伝えたところ、浜崎は「ありがとう」と握手してくれたのだとか。
若槻が「一生手洗わないです」と感激していたところ、隣にいた別の練習生が「あゆの次~」と若槻の手を握ってきたため、若槻は「何するんだ!」と、浜崎本人の目の前で泣きながら練習生と大げんかになったとぶっちゃけたのだ。
ところがその時、浜崎は「そんなん何回でもするよ」と、ハグしながら握手してくれたのだと、若槻は嬉しそうな顔で語ったのだ。
「浜崎さんは4月に歌手デビュー25周年を迎えますが、大久保さんや若槻さんのようなあゆ全盛期を体験している世代だけではなく、佐々木さんのような若い女性にも支持されているのがスゴいところ。当時、浜崎さんのような若い女性アーティストが等身大のリアルな“孤独”を歌うのはまだ珍しく、女子高生世代だけでなく多くの人の共感を呼んでいました。25年経った今も、当時の多くのファンが熱狂的に支持しているのもスゴいことです」(音楽ライター)
「よかったら第2弾」と次回出演を打診する上田に、浜崎は「いつでも呼んでください」と快諾。「毎週呼びますよ?」と返す上田に浜崎は「次こっち側で」とひな壇を指して上田を爆笑させたのだった。
ひな壇のあゆも見てみたいものだ。
(石見剣)