タレントの吉木りさが3月29日、自身のブログを更新。授乳しながらテレビ収録をしてきたことを報告した。
吉木は〈まさかの吉木、授乳しながらテレビ収録しました…〉と題した記事をアップ。冒頭で〈皆様… 私、吉木りさ… 復帰後初のレギュラー番組をいただきました!!〉と明かし、福岡のテレビ局RKB毎日放送の新番組「コモンセンス~常識を疑え~」が決まったことを報告した。
吉木によると同番組は〈今までの常識を今一度改めて疑い、新常識を作り提唱する社会派バラエティ〉だという。そこで、吉木は第2回の収録中、授乳しながらゲストとトークをしたことを報告。ブログにも子どもを抱っこしながらケープを羽織った吉木が出演者たちと記念写真を撮った様子がアップされた。
こうなった経緯について吉木は〈そもそもこの福岡の番組オファーをいただいた際、幼い子供2人を東京に残すことが難しいとなり… 子供を収録現場に連れて行くことは可能でしょうか??〉と番組側に相談したのだという。番組側の回答は番組コンセプトとも合致するということで〈ぜひぜひ!!むしろ連れてきてください!!〉と快諾。
しかし収録の休憩終わりに子供がグズり始めてしまったため、スタッフの勧めで「授乳しながらトークしたっていい」という常識を提唱する意味も込めてそのまま収録することになったという。吉木は〈まさか私の授乳ケープがテレビに映ることになるとは思いもよりませんでした〉〈授乳しながらトーク番組に出演したタレントは、日本では私が初めてなのではないでしょうか〉と驚きつつも〈本当に働くママに優しい番組です〉と感謝した。
しかし、ネットでは「子供には優しくない」「そこまでして働かなくても」「そんな初めていらん」「なんでわざわざ?授乳しなきゃならなかったら席を外す、もしくはカットしたらいいでしょ」など厳しい声が続出している。
「反発の声は芸能人が収録中に授乳するというのは聞いたことがないことと、公の場で授乳することに抵抗感が依然強いことが原因でしょう。しかし、授乳は時と場所を選ばないもので、人目につかない場所がいつもあるとは限りません。吉木もまさにそういった状況に遭遇したわけで、授乳しながら収録というのは奇策ではありますが、全国のママたちは元気づけられたのでは。ちなみに授乳はママがリラックスできる状況であれば、だいたいどこでもできます」(育児誌ライター)
厳しい声が多いほど、番組も盛り上がりそうだが、はたして世間に吉木の“新常識”は浸透するか。
(柏原廉)