4月2日放送の「なりゆき街道旅」(フジテレビ系)に出演したお笑いトリオ・ハナコの岡部大がとった行動が時節柄、反響を呼んでいる。
この日の放送では、女優の奈緒をゲストに迎え、新MCとなったハナコの3人と一緒に鎌倉を散策。4人で長谷寺を訪ねるシーンがあったのだが、ここで3月24日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で起きた「ペンギン池落下事件」とよく似たシチュエーションとなったのだ。
「長谷寺に入ってすぐにある『放生池』と呼ばれる池を見たハナコの秋山寛貴と菊田竜大が、ニヤニヤしながら『岡部、落ちるなよ』『気をつけろよ、岡部』と何度も繰り返し声をかけたのだ。まさに“池に落ちろ”の振りにか見えなかったんです」(女性誌記者)
だが、岡部はキリッとした表情で2人を見据え、「ここはマジで落ちたらいけない所!」と一喝。ロケはそのまま無事に進んだのだ。
前述の「スッキリ」ではMCの加藤浩次が中継先の「那須どうぶつ王国」の「ペンギン池」を見るなり、現場にいたお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰に「気をつけろよ」「落ちるなよ」と声をかけ続け、結果、春日はペンギン池に落下。番組が謝罪する事態となった。
「ネット上には『岡部の対応が正解』『芸人が池ポチャしても何もおもしろくないんだから、春日も岡部と同じ返し方でよかったんだよ』『岡部が菊田と秋山をたしなめる感じで“ここは落ちたらいけない所”って言ってたのがよかった』『芸人である前に人間としての良識は必要。岡部に良識があってよかった』といった声があがっています」(女性誌記者)
芸人の一方で俳優としても活躍めざましい岡部。春日の“敵失”で、ますます評価が高まったようだ。