2023年、CM契約本数21社で「テレビCM起用社数ランキング」(ビデオリサーチ調べ)で初の首位となった俳優の川口春奈。
しかし、新たに増えた「ニデック株式会社」(旧社名・日本電産株式会社)のCMが、世間をざわつかせている。そのCMは、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のメロディに合わせて社名を連呼するというものだ。
使い古された手法の演出にネット上では「時代錯誤というか、ダサすぎて見ていて辛い」「残念すぎる」など酷評する向きもあるが「話題になっているくらいだから企業は大成功。予想以上の効果は得られたと思う」「昭和の素朴さ、庶民的要素を残している、全世代から愛されるキャラクターだと思う。だから多少ダサいのが意外なほど似合う」など、評価が分かれている。
「実は、俳優の本木雅弘と共演しているお茶の新CM でも、全身黒のライダースーツに身を包み、黒いヘルメットをかぶりバイクに跨がるというアクティブな演出になっています。これまで川口は、長崎県五島列島の福江島生まれで、おっとり、ほんわかとした島育ちのお嬢さんという雰囲気でした。もしかしたら、颯爽としたカッコイイ女性の雰囲気のCMに出演したのは、これまでとは違ったイメージを表現したかったのではないでしょうか」(女性誌記者)
いずれにせよ、ネットを騒がすほどの話題になっているのだから、川口を起用した会社としては大成功と言えるだろう。