大喜びもつかの間だったようだ。
Snow Manにとって初のドームツアー「i DO ME」が5月26日の京セラドーム公演から始まるのを前に、4月19日にはチケットの抽選結果が発表され、当選の吉報を受け取ったスノ担たちを喜ばせている。
同日には公式グッズの通販サイトも午前5時にオープンし、早朝からアクセスが集中。1時間ほど待ってやっとアクセスできたとの報告も多く、チケットの当落が分かる前からペンライトやうちわを購入するガチ勢も多かったようだ。
ドームツアーの当落は昼ごろから届き始めており、落選を嘆く声も続出。ファンによると当選倍率は3~4倍と予想されており、落胆するスノ担も多いようだ。一方では当選を喜びつつも、まさかの現実に直面し、目の前が真っ暗になる人も少なくないという。
「ジャニーズのドームツアーと言えば、開催日前日のホテルが争奪戦になることでおなじみ。とくに今回、大変なことになっているのが6月17日~18日にPayPayドームで開催される福岡公演です。なにしろ同じ日程でB’zが佐賀・SAGAサンライズパークで2デイズ公演を開催。同公演に遠征するファンの多くも福岡市内でホテルを探しており、その週末はとんでもないレベルでのホテル争奪戦が勃発しています」(芸能ライター)
福岡では毎年のように、同地への旅行を計画する人が「ホテルが取れない!」と騒ぐケースが珍しくない。その理由はやはりドーム公演にある。
人気の観光地として十分な部屋数が用意されている福岡だが、人気アーティストのドーム公演は4万人ものファンが全国から一斉に集まるとあって、宿泊施設はひっ迫。宿泊代が何倍にも値上げされるなど、尋常ではないホテル争奪戦が繰り広げられるのである。
しかも今年に関しては、その争奪戦をさらに過熱させる状況が発生しているという。それは「2023年」ならではの理由だというのだ。
「新型コロナ禍が落ち着き、マスク装着も個人の判断に任されるようになった今年、国内旅行はかつての盛り上がりを取り戻しています。GWの旅行はすでにほとんどの観光地で満室に。夏の旅行に関しても例年ならGW明けに動き出せば間に合っていたものが、今年に限っては4月の段階でめぼしいホテルは埋まっている状況です。その影響は閑散期であるはずの6月にも及んでいます」(トラベルライター)
Snow Manの福岡公演が開催される6月17日~18日は、例年なら梅雨の真っ最中。いくら週末とはいえホテルには十分な余裕のある時期だ。ところが今年は3月の時点ですでに宿泊料金が高騰。例年なら1泊1万円の部屋が3万円超えになるなど、スノ担の想像をはるかに超える高値で推移している。それに加えて空室状況もすでに多くのホテルが満室になっている有様だ。
4月19日のチケット当落発表に合わせ、ネット上には「安宿情報」も数多く発信されているが、福岡にはもはや安宿など存在しないも同然。楽天トラベルやYahoo!トラベルといった旅行予約サイトで検索すれば、宿泊代の高騰ぶりに加えてそもそも空き部屋がほとんどないという現実に直面せざるを得ないのである。
「その影響は民泊サイトの『Airbnb』にも及んでいます。いつもなら最安値で1泊2000円といった格安物件も見つかる福岡ですが、ドーム公演の週末では最低でも9000円台に。ちょっとこぎれいなところでは1泊2万円も当たり前で、それでもホテルよりは安いのでマシと言ったところです。値段に目をつぶれば部屋はまだ十分に残っているので、1泊4~5万円というホテル代は無理というスノ担は、今からでも『Airbnb』アプリをダウンロードして登録することをオススメしたいですね」(前出・トラベルライター)
ドーム公演の前後には博多ラーメンの店に、女性客が殺到していたりして!?