若いうちからアンチエイジングしたほうがいいのは、シミ、シワケアについても同じだ。「銀河鉄道999」のメーテルばりに美しい大地真央のような若い肌。もっと言えば、白雪姫のように透き通る白肌を手に入れるにはどうしたらよいかというところまで、美容ライターM子と美容コーディネーターのX男が、「くさのたろうクリニック」(東京・品川区)の草野太郎院長(医学博士・日本形成外科学会専門医)から聞き出した。
草野:美白ケアはたくさんあります。マシンでは、トーニング、IPL光治療、いわゆるフォトフェイシャルとか、あとは美肌への道としては、エレクトロポレーションやイオン導入などが人気高いですよね。これらのマシンは、2、3万円くらいでなんとかなりますから、わりと手軽にできますよ。
M子:とはいえ、続けないといけないですよね。
草野:なので最近は、ホームケアでいいものが出ていてそれが流行っています。「ゼオスキン」ってわかります?
M子:まだ使ったことないですけど、最近人気のスキンケアシリーズですよね。
草野:今、注目のマトです。ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を促進し、肌質を根本から改善することができるスキンケアアイテムで、ラインナップが使いやすいんです。値段も高すぎず、安すぎず。
M子:ビタミンAとかレチノールが配合されているとか。これは、他メーカーにもありますね。
草野:あとは、「シスペラ」も売れています。システアミンという成分で、医療機関のみで取り扱い可能な美白外用薬です。
X男:次世代の美白クリームですよね?
草野:実は、50年くらい前から美白にいいっていう成分として存在していたんですけど、ようやく商品化。すごく色が白くなりますよ。ただ売れすぎちゃって、メーカーもシリーズ化しちゃったんですよねえ。前は、オールインワンの一本で完結していったのに。今は3個シリーズになって使いづらくなっちゃいました。
M子:すごく色が白くなるなら、使ってみたい! トレチノイン酸、ハイドロキノンとかよりいいですか?
草野:みなさん、リピートされますね。ただね、皮むけしちゃうくらい強いのと、臭いのがね…。パーマ液みたい(笑)
M子:レーザーを当ててシミを取っちゃう方が手っ取り早そうですけど。
草野:今はレーザーと並行して、ホームケアも人気です。世の中的には二刀流が人気ですから。
M子:二刀流、私も好きです(笑)。ホントに効くなら試してみたいけど、皮むけはちょっと…。
X男:美しくなるにはリスクもあります。
草野:何でも一度、クリニックに相談です。
【連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材したといっても過言ではない。そんな美容整形への風当たりが強い時代から美容術の歴史を追っている。
X男:美容整形業界長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。