放送中のドラマ「あなして」こと「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)で、工事現場の交通整理員をしていたが、陽一(永山瑛太)が雇われ店長をしているカフェで働くようになった三島(さとうほなみ)が注目されているようだ。
さとうほなみは、ロックバンド・ゲスの極み乙女でドラムを担当するほな・いこかのこと。彼女は女優として活動する時の名義として「さとうほなみ」を使っているが、世間的には「ほな・いこかが『あなして』でゲスの極み女を演じている」と認識されているようだ。
このドラマは、ハルノ晴氏による同名漫画が原作だが、ドラマ化するにあたり変更点がいくつもある。中でも4月20日放送の第2話では原作漫画にはない、さとう演じる三島が、既婚者と知りながら陽一の顔を両手で挟んでキスするシーンが描かれ、ネット上には「本当にゲスの極み」「こういう女まじイヤ」「キモイ」といった批判の声が続出。4月27日放送の第3話で2人は一線を越えるようなので、ますます三島に対する批判の声が増えそうだ。
「三島に対する批判の声が続出するということは、それだけ視聴者がドラマの登場人物に感情移入しているということですから、ドラマ制作陣にとってもさとう本人にとっても“うれしい悪口”、称賛の声と言えるのでは」(女性誌記者)
昨年7月期放送のドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)では、出生時の身体的性は男性だが、性自認は女性のトランスジェンダーという難役を演じたさとう。原作漫画とは違ったキャラクターの三島をこれからどう演じていくのか見守りたい。