2023年のゴールデンウィークが明けましたが、この時期に心配なのは「五月病」です。連休後はとくに症状が顕著に現れる人が多いといわれています。これを防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
■五月病とは?
五月病とは、5月の連休後になんとなく体調が悪くなったり、憂鬱な気分になったりすること。とくに、「会社に行きたくない」という気持ちになりやすいといわれます。新入社員によく起こりがちなことですが、いまでは年代問わず、中高年であっても起こるようです。五月病の主な原因として考えられているのは、ストレスや疲労。症状が長引くと、うつ病にまで進行することもあるようです。
■一般的な対策
五月病は人それぞれで症状が違うので、その対策も一概にはいえません。ここでは、一般的にいわれている対策を確認しておきましょう。
●同じ境遇の人と話をする
精神的な影響がある五月病。4月からの環境変化によって、いつもより強いストレスが溜まっていたことも原因としてあるようです。でも、同じ境遇の仲間と話すことで、ストレス発散につながります。話す相手がいない場合は、文章に書いてみるだけでも変わってくるようです。
●いつもの生活リズムを取り戻す
ゴールデンウィークのような長期の休みがあると、生活リズムが不規則になりがち。もし、連休中に生活が乱れたのなら、早めに通常のリズムを取り戻しましょう。その他、趣味でストレスを発散するのもよいといわれます。連休後は遊びを控えがちですが、いつもの休日のように過ごしましょう。
「連休が終わった……」ではなく、「5月からまた新たに!」という気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。