橋本環奈主演ドラマ「王様に捧ぐ薬指」(TBS系)の第2話が4月25日に放送され、世帯平均視聴率は初回の7.5%から1.4ポイントマイナスの6.1%だった。
物語について触れておくと、主人公は、絶世の美女ゆえに妬まれたり、顧客の新郎に惚れられたりと苦労の絶えない、結婚式場「ラ・ブランシュ」新米ウエディングプランナーの羽田綾華(橋本)。しかし実は、派手な見た目とは真逆で、経営に苦しむ蒲鉾屋の両親と4人の弟妹のため、つつましく生きている。
ある日、綾華は、「ラ・ブランシュ」の社長で、巨大企業「新田ホールディングス」の御曹司・新田東郷(山田涼介)から呼び出され、いきなり契約結婚しないかと提案される。理由は、経営不振の式場の宣伝のため、美男美女の2人が結婚し、その生活がいかに楽しく幸せなのかを発信すれば、業績がアップするのではないかと考えたからだ。しかも、契約金として1000万円支払うという。
家族のために、新田の申し出を受け入れた綾華だったのだが…。
原作は、漫画家・わたなべ志穂氏による人気コミック。それなのに視聴率が振るわないのはなぜなのか。
「橋本も山田も美男美女であることに異論はありません。しかし、橋本はかわいいお嬢さん。山田は、会社社長で御曹司というより、もっと親しみのあるイジられキャラ。原作の絵とは全く違います。視聴者からも『2人が童顔で子供っぽくて、おままごとしてるように見える』『2人とも子供にしか見えない。違和感しかない』など、ミスキャストとの意見が多いですね」(テレビ誌ライター)
とはいえ、まだ2話が終わったばかり。橋本の可愛らしさと、山田の甘いマスクが裏目に出たと言われないような今後の熱演と展開に期待したい。