NHK朝ドラや大河ドラマ出演者が「あさイチ」や「土スタ」といった同局のトーク番組にゲスト出演すると、その役者は直後にドラマから退場する──。そんな「都市伝説」が一部で囁かれるようになったのは、朝ドラ「ちむどんどん」に出演していた大森南朋が「あさイチ」、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演していた佐藤浩市が「土スタ」に、それぞれ生出演した直後にドラマから退場したからだ。
そして、4月18日放送の「あさイチ」に生出演した俳優・笠松将にも「もしや『らんまん』からの退場が近いのではないか」と心配する声がネット上にはあがっていたようだ。
そんな笠松が演じているのは、酒蔵「峰屋」の蔵人・幸吉。4月26日放送の第18話では、実は弟でなくイトコだった万太郎(神木隆之介)との結婚をタキ(松坂慶子)から言われた綾(佐久間由衣)は、幸吉(笠松)の住む村へと逃亡する。しかし綾は、若い妻と仲睦まじく農作業をしている幸吉を目撃。綾は胸を痛めながら村を去るというシーンがあった。
「笠松は綾を演じる佐久間の夫である綾野剛と容姿が似ていることで有名ですが、中身はまったく違うんです。笠松は高校卒業後に上京。映画のエキストラからこの世界に入り、コツコツと役者としてのスキルを体得。30歳になって、やっとNHK朝ドラに出演できた苦労人です。そのため、自分のように役者としてのチャンスをなかなかつかめずに悩んでいる後輩たちと上手に情報を共有し、一緒に考える場所を作りたいと公言しています。綾野のようにデビューが『仮面ライダー』という大役でない代わりに、エキストラからNHK朝ドラや大河ドラマ、さらにハリウッドに挑戦していくやり方ならわかるとまで言っており、叩き上げの役者のようです」(女性誌記者)
「らんまん」での幸吉も気になるが、役者・笠松将が気になった視聴者も多かったのでは?