Kis-My-Ft2の千賀健永は、美容に対する知識がジャニーズタレントでトップクラス。小学校3年生からスキンケアを怠らない美容男子だ。11種類の化粧水を使いわけ、毎月数万円を費やす。2021年には、鼻先にヒアルロン酸注射を打っていることを公表。それらは、母・のり子さんの“英才教育”によるものだ。
のり子さんは元モデルで、まもなく還暦を迎えるとは思えないほど美しい。現在は「心理コミュニケーター」ほかいくつもの肩書きを持つ美容サロンの経営者。昨年3月、アラ還にして東京・渋谷に美容サロン「COCO-SENGA」をオープンした。
千賀にとって、大人でいちばんの理解者がのり子さんだ。ジャニーズJr.時代から仲間を自宅に招いては、のり子さんが手料理をふるまった。家族の誕生日は決まってホームパーティー。千賀や弟がバースデーケーキを用意して、部屋をデコレーションするほど家族の仲はいい。
これまで多くのジャニーズが自宅に遊びに来た。A.B.C-Zの河合郁人とKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔もそのうちの2人。その時、“いたずらマスター”河合のスイッチが入ったという。のり子さんが作ってくれた餃子を食べるためにリビングへ移動する直前に、千賀の部屋にあった艶系ビデオを再生。フルボリュームにして、部屋を出たのだ。
「餃子を食べているちょっとした会話の合間に、千賀の部屋から序盤シーンの男女の対話が聞こえてきたそうです。そこで藤ヶ谷は、『あっ、河合郁人、またヤッた』と悟ったそうですが、聞こえてくるのは会話だけ。その時点で千賀は気づいておらず、河合は笑いを我慢している。途中でお母さんが言ったそう。『健永、誰か部屋にいるならせっかくだから呼んできなさい』と(笑)」(アイドル誌ライター)
いたずらとわかっていてのセリフなのか、それとも天然なのかはわかっていない。
以前、メンバーの玉森裕太が遊びに来た時は、机の引き出しから艶っぽい本を出して、机の上に出したまま帰った。また、二階堂高嗣は男女の営みを描いた漫画を持ってきて、リビングの電子レンジの前にわざと置いて帰った。その時ものり子さんは平然と「二階堂くん、忘れ物したよ」と真顔で言ったという。やはりいたずらとわかった上での言葉なのかもしれない。
若かりし頃のエピソードは枚挙にイトマがない千賀だが、意外にも芸術家肌な一面もある。5月19日から東京・表参道ヒルズ スペース オーで、初の個展「FiNGAiSM」(フィンガイズム)を開催する。「FiNGA」なるオリジナルキャラクターの立体フィギュアやスニーカーほか、110点以上を披露する予定だ。のり子さんからは、ひときわ目を引くセレブリティー感満載のスタンドフラワーが届きそうだ。
(北村ともこ)