女優・蒼井優が、2023年後期のNHK朝ドラ「ブギウギ」で朝ドラに初出演することが明らかになり、出産後の復帰作となるとあって話題となっている。同作は「ブギの女王」と呼ばれた戦後間もない頃に一世を風靡した人気歌手・笠置シヅ子がモデル。女優・趣里がヒロイン、父親役を柳葉敏郎、母親役を水川あさみが演じている。
「蒼井が演じるのは、ヒロイン・鈴子が所属する歌劇団の先輩役。蒼井自身が宝塚の大ファンで、この役に喜びを隠せないようです」(女性誌記者)
そんな蒼井は06年に映画「フラガール」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、17年には「彼女がその名を知らない鳥たち」で同賞の最優秀主演女優賞を受賞している実力派。ネットでは「蒼井優ちゃんが朝ドラに出るそうで、もうワクワクです」「絶対見たいやつだ」といった声が寄せられている。
4月27日発売の「女性セブン」によると、昨年夏に夫・山里亮太との間に長女が誕生した蒼井は、「ブギウギ」の撮影が行われる大阪で0歳の長女と滞在しているという。周囲の協力も仰いで子育てとの“二刀流”で撮影に臨んでいるようだ。
「18年度後期の朝ドラ『まんぷく』では、ヒロインを演じた安藤サクラが前年6月に生まれた第一子を連れて、大阪に10カ月滞在。悩んだ末に家族に背中を押され出演した安藤は、クランクアップを迎え『娘にとってもすごいスペシャルな時間になりましたし、私たち夫婦(夫は俳優・柄本佑)にとっても、とてもいい経験になる素晴らしい時間でした。本当にみなさん愛にあふれていて、私は本当に濁りない気持ちで子育てができました』『私自身も、この時間をこれからの人生に活かしていかなければと思っています』と充実した撮影期間だったと話しています。彼女にとっても、働き方改革を模索するNHKにとっても素晴らしいチャレンジとなったようです」(女性誌記者)
安藤の経験が蒼井の女優復帰作でも活かされることになりそうだ。
(窪田史朗)