モデルでタレント・谷まりあが5月7日放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に出演。早稲田大学進学までの葛藤などを振り返った。
谷といえば、同局のバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」に“出川ガールズ“の一員として出演し、出川哲朗との息の合ったコンビネーションを披露。父親がパキスタン人のハーフで、エキゾチックな顔立ちと得意の英語力を活かし大活躍している。そんな彼女は芸能活動を中学時代から始めたが、大学受験期に一度引退。受験勉強に明け暮れていた日々がある。
「番組では、谷が現役での大学進学とはならず、泣く泣く浪人生活となった過去にもスポットを当てました。毎日10時間以上の勉強を続けてきた証として、使い込まれた参考書を紹介すると、当時の心境を『学校っていう所属の場所もなく、自分とは何かなって、ずっと考えてる1年でした』と回顧していました。過去のインタビューでは、浪人中は、モデル活動を絶ったことへの不安もあったといい、たくさん泣いたことを明かしてもいましたね。しかし、その猛勉強の期間中にもインスタグラムを開設し、6万人のフォロワーを獲得するなど、芸能界復帰後の準備も着々と進めていたようです。そして1浪で早稲田大学商学部に合格し、19年に卒業。学業と仕事を両立し、留年することなく学生生活を乗り切るガッツを見せました」(テレビ誌ライター)
難関大卒という学歴を手にして復帰した谷は、今やインスタが約288万人ものフォロワーを誇る超人気モデルとなった。番組を見た視聴者からは、泥臭い努力を続けてきた点や、芸能人にありがちなペーパーテストをスルーした“一芸入試”ではなく一般入試で合格を勝ち取ったことへの絶賛が殺到した。「AO入試じゃなくて早稲田合格したのは好感が持てます」「生き様が凄くカッコいいです。尊敬します」「浪人して一般入試で大学入って、芸能活動しながら卒業してるのガチで偉すぎる」などの反応が並んでいる。
谷によると、現役での受験で合格を手にした私立大学はあったものの、憧れの早稲田への進学にこだわり、浪人を決意。仲の良い女友達の中で、浪人生活を始めたのは自分だけだったという。そこには相当な覚悟とプレッシャーがあったに違いない。
(木村慎吾)