ドン・キホーテのオリジナルブランド「情熱価格」。大きな「ド」印と、パッケージの説明が激アツなアイテムが数多くそろっていますが、どんだけ“ありえ値ぇ!”ものなのか、買って食べてみることにしました。
まずは「超濃厚トマトケチャップ」158円(写真右)。パッケージの「ぎゅうううううーっと煮詰めた」ってどんだけ煮詰めたんだドンキ。家にある、某大手スーパーのプライベートブランドのケチャップと比べたところ、色が一段深い赤で、艶もある。だからと言ってドロドロではなく、程よい酸味もあり、くどくはない。製品名通り、なるほど非常に濃いかも、と思える味わいです。
そして「鮭フレーク」298円(写真中央下)。シャケフレーク298円って、大丈夫なの?もしやシャケ100%ではない?と一瞬不安になりますが、原材料名を見ると、カラフトマス(日本またはロシア)と書かれています。なんだマスかよ?、ではなく、生物学的には鮭とマスって明確な区分はないんだそう。でもマスフレーク、とは呼ばずシャケフレークなんだが。とはいえ、しっとりしていて旨味もあり、確かに箸が止まらないおいしさ。累計300万本! とボトルに書かれているのも納得でした。
デカすぎシリーズの「白桃缶詰」238円(写真左下)も缶の大きさに惹かれてカゴの中へ。デカすぎのシリーズで一時期缶みかんがネットやテレビなどでザワついてましたが、白桃桃缶もデカい。そして開けてみると、半分の桃の身が10個。つまり桃5個分入ってました。桃5個分で238円なら、まとめ買いしてもいいっ! 桃自体はトロトロというよりややシャキシャキ。甘さも控えめで、上品なおいしさです。
そして、思わず笑っちゃうほどウニだったのは、「雲丹(うに)ソース」298円(写真左上)。色はキャラメル色でとろっとしている、そして味見してみると、ウニ、いるっ! 生臭さゼロで、ウニと醤油のおいしいとこだけを濃縮したようなソースです。卵かけご飯とか、チャーハンの隠し味とかにしたらこれ絶対うまいやつ!いきなり気に入りました。
今回購入した中で一番情熱価格を感じたのは「ベビーほたて水煮」1個128円、3個まとめ買いで278円(写真中央上)。だってホタテの缶詰って、小さいサイズでも1個500円とか、セール時に3つで1080円とか結構いい値段するのに。だから“貝柱ほぐし身”、みたいなホタテじゃない貝柱の缶詰とか買っちゃうのに、ベビーホタテとはいえいいのかこの価格! 某ホタテ缶詰が65gで500円超えなのに、これは85g入っていて128円。もぉ絶対買いでしょ。賞味期限は2025年だから、もっと買ってもよかった~、とまとめ買いしなかったことを後悔するほど。ホタテをケチケチせずに食べられるって素敵っ!
ということで結論。ドンキの「情熱価格」の商品キャッチが熱いのは、そこまで書いてもウソじゃない、思いっきり納得できるおいしさや価格だから。今回紹介した5品、どれも次回ドンキに行ったらまた買いたい、しかもまとめ買いしたくなる、リピ決定のアイテムばかりでした。
(ロドリゴいしざわ)