フジテレビ系で放送されていた恋愛バラエティー番組「あいのり」をはじめとし、「今日、好きになりました」(ABEMA系)やAmazon Primeから配信されている「バチェラー・ジャパン」など、出演者のリアルな恋愛模様が、こちらが身を隠して見ているような気分で視聴できる恋愛リアリティーショーは視聴者から絶大な人気を誇っている。
その中でも、2019年に恋愛リアリティーショー「恋愛ドラマな恋がしたい3」(AbemaTV)に出演し、一躍時の人となったのは、モデルで女優の麻木玲那だ。
同番組で麻木は「小悪魔系女子 れにゃ」として参戦。男女がペアとなりオーディションで役を勝ち取った者が主役に選ばれるというルールがあったものの、麻木は相手役の男性に対し終始冷たい態度を取り続けたため、スタジオで映像を見ていた渡辺直美やお笑いコンビ・ジャルジャルの福徳らを「怖っ!!」と、震え上がらせたのだった。
番組を見た視聴者からは、「れにゃって女性格悪すぎでしょ」「いくら嫌いでもあの態度は人としてどうなの」「相手の男の人かわいそう」と、批判的な声が相次いで書き込まれ、ネットは大炎上した。
思わぬ形で知名度がアップしてしまった麻木だが、現在は芸能界を引退しているそう。彼女は現在どうしているのか。
記者がとあるイベント終了後の彼女を直撃し、炎上当時のことや現在について聞いたところ、驚きの答えが返ってきた。
「はい、当時はもう大炎上しました。リアリティーショーなので私の素直な表情や良くない部分が映ってしまい、序盤はヒール役みたいになっちゃいましたね(笑)。あの頃は毎日のようにインスタに誹謗中傷コメントが数百件以上来て、人間不信になりそうでした。その後、役柄に入り込みすぎてしまったためか精神的にすり減ってしまって、拒食症になってしまいまして…。大人用の粉ミルクを飲んで必死に体重を増やしていたのに、『ダイエットなにしてるの?細くて羨ましい!』と、いろんな方から言われてつらかったです。その影響からか、テレビに出るのも嫌なくらい肌荒れしてしまい、高額な化粧品にお金を注ぎ込んで、貯金がなくなってしまったこともありました」
その後、仕事で知り合った美容関係者から、スキンケアについてイチから教えてもらい、自分の生活習慣を見直して、ハーブピーリングをしたところ、驚くほど肌が改善したという。
「『化粧品何使ってるの?』と、お肌について相談されることが増えたので、肌の悩みを抱えている人たちを救いたいという思いもある中で、いろいろとタイミングが重なり、芸能界を引退し、その翌年には会社を立ち上げて第一弾として美容から始めることになりました!今、マクアケという販売応援サイトで商品をリリースしているので、お肌に悩みを抱えている方にはぜひ見ていただきたいですね」
誹謗中傷を乗り越え、経営者として新たな道を歩き出した彼女にエールを送りたい。
(佐藤ちひろ)