「食べ過ぎていないし、なんならそんなに食べていないのにどうして痩せないの?」と思ったら、まず改善したいのが食生活です。食べるもの、食べ方、食べる量が、健康で代謝のよい痩せやすい体を育てるからです。詳しくみていきましょう。
■エネルギー不足では痩せない
食事で取り入れたものを消化・吸収するにも体脂肪を燃焼させるにも、エネルギーが不可欠です。このエネルギーを取り入れるのが食事の大きな役割なのです。食べなければ、体脂肪を燃焼させるためのエネルギーも得られません。「あんまり食べていないのに痩せられない」原因は、エネルギー不足に陥っているケースがほとんどです。まずは、代謝を高めるために必要な栄養素をしっかり摂ることに集中しましょう。
■消化によいものをバランスよく食べる
では、何を食べればいいのでしょうか? ダイエットを決意するとどうしても太ってしまうのが心配で思う存分食べられないものですが、代謝が落ちてしまっているときには栄養豊富で消化がいいものを食べるのがいちばんです。
加工食品ばかりのメニューは避け、優しい味わいの家庭料理がオススメ。油や調味料を使い過ぎていない料理こそ、たっぷり食べても太らない最強メニューです。また、色の違う食材には違った栄養素が含まれていることが多いので、さまざまな色の食材を取り入れるようにすると、栄養バランスを整えやすくなりますよ。
しっかり食べてエネルギーを生み出し、たくさん動いてエネルギーを消費する。このサイクルこそ、代謝のよい痩せやすい体質づくりにつながります。野菜や果物、きのこや海藻類、肉や魚、卵、豆製品、乳製品などをバランスよく取り入れて、代謝のいい体質を育ててくださいね。
(Nao Kiyota)