6月4日の「日刊ゲンダイDIGITAL」が、年末に放送されるNHKの歌番組「紅白歌合戦」に関する記事を掲載。今年は、ジャニーズグループの出演数が見直される可能性があるという。
「記事によると、NHKが紅白で多くのジャニーズタレントを出場させたり、司会に起用してきたのは、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏らの強い意向があった可能性が高いのだとか。しかし、ジャニー氏の性加害が社会問題となったことで、ジャニーズとの癒着が見直されるかもしれないとのこと。とはいえ、急に出演0にすればこれまで忖度してきたことを認めたことになります。そのため今年は、昨年出場した6組から半分となる3組程度になると噂されているそうです」(芸能記者)
また、「紅白」以外にもジャニーズとの密接な関係が噂されるのが、人気歌番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)だ。同番組の関係者は過去、ジャニーズからの圧力をほのめかすコメントをしたことがあるという。
「『Mステ』には多くのジャニーズグループが出演する一方、ジャニ以外の人気男性アイドルグループはほとんど登場しません。そんな中、ジャーナリスト・松谷創一郎氏が5月30日に更新した『Yahoo!ニュース』コラムが話題に。同コラムでは『Mステ』を立ち上げたテレビ朝日プロデューサー・皇達也氏が、過去に『週刊新潮』で答えたインタビュー記事を引用してジャニーズについて解説。それによると皇プロデューサーは過去、ジャニーズ以外の男性アイドルを番組に出演させたいと、ジャニー氏に直接相談したことがあったそう。しかしジャニー氏は、『出したらいいじゃない』と容認するも、『ただ、うちのタレントと被るから、うちは出さない方がいいね』と、圧力にも思える提案をしてきたのだとか。松谷氏は、ジャニーズが現在も圧力を加えている可能性は低いとしつつも、JO1、INI、BE:FIRST、Da-iCEなどの人気男性グループが出演できていない状況のため、テレ朝側は今でも忖度を続けている可能性があると指摘しています」(前出・芸能記者)
ネットでは、ジャニーズ以外の男性グループファンから「実績のある男性グループが出られないのはおかしい」と「Mステ」への出演を求める声が相次いでいる。ジャニタレたちに罪はないとはいえ、今後、ジャニーズの席は減らされていくかもしれない。