木村拓哉主演の開局65周年特別企画「風間公親‐教場0‐」(フジテレビ系)の第9話が6月5日に放送され、染谷将太演じる“風間道場イチの問題児”の登場にSNSでは興奮コメントが殺到している。
このドラマは、長岡弘樹氏の「教場」シリーズが原作。二度のスペシャルドラマの後にスタートした今作では警察学校に赴任する前の風間(木村)が刑事指導官として新人刑事を指導する物語だ。第9話では所轄署で強行犯係の刑事をしていた中込兼児(染谷)が被害者への暴力や素行の悪さが原因で風間道場にやってくる。
「捜査現場でタバコを吸い、まわりの警官に対して威圧的な態度をとる中込は、風間に対しても生意気な態度で睨み、舌打ちまでする始末。やがて自宅で若年性認知症の母(余貴美子)を介護するストレスから仕事中もイライラしていることが判明。しかし中込の抱える闇がもっと深いところにあることが明らかになると、ネットでは『染谷君のお芝居は圧巻』『これまでの新人刑事とは一線を画すキレキレの推理力の一方で、乱暴であらくれ者な一面が共存する演技がとても魅力的』など、称賛コメントが寄せられています」(芸能ライター)
「#教場0」がツイッターのトレンド入りを果たす中、さらに2人の信長が対峙する“激アツな展開”という視点で大きな話題となっている。
「染谷は2020年に放送された大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)で、木村は今年公開された映画『レジェンド&バタフライ』で、ともに織田信長を演じ、称賛の声が寄せられました。今作でも2人が対峙する場面では、そこに信長が2人いるような緊迫感が漂っています。染谷は、2011年にヴェネツィア国際映画祭に出品された映画『ヒミズ』で最優秀新人賞を受賞。2013年には『ヒミズ』『悪の教典』で日本アカデミー賞新人俳優賞も獲得する実力派。今作に出演するにあたり、『初月9が木村さんとの初共演ですごく光栄』としたうえで『木村さんであり風間さんを前にして自分から何が出てきて、どうなっていくのか、ものすごくドキドキしています』とコメントしていました」(前出・芸能ライター)
2人の「激突の行方」が気になるところだ。
(窪田史朗)