お笑い界に激震が走ったオリエンタルラジオ・中田敦彦の松本人志への“噛み付き事件”。これに対し、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平が、6月5日に投稿されたコンビのYouTubeチャンネルで中田に対し“共演NG宣言”をした。
中田の“噛み付き事件”とは、5月29日に中田が自身のYouTubeチャンネルで、松本が「M‐1グランプリ」や「キングオブコント」などの審査員を務めることに言及。あげくに「審査員やりすぎでないか?」と発言したことが発端。これに対し、様々なお笑い芸人から非難の声が噴出。長田は動画で「中田氏が松本さんに向けての動画を出したので緊急で動画を回してます」として「とりあえず、わたくしは中田敦彦は共演NGでやらせていただこうかなと思っております。あの人がもうがっつり謝ってくるまで、やめません。もうバチバチバトルでいきたい」と宣言したのだ。
長田は続けて「だいぶ松本さんにもタンカ切ってましたけど、私は松本人志派でございます」と怒りを露わにしながら語っている。
「2021年9月3日に投稿された長田のインスタグラムでは『僕のキャプテンアメリカ』という言葉とともに、松本とのペアショット写真をアップ。そこには“#家宝”のハッシュタグも添えられています。これを見ても、彼がどれだけ松本をリスペクトしているかわかります」(芸能ライター)
2021年に配信された「スポニチアネックス」の取材では、長田の松本への熱い思いが語られている。
チョコレートプラネットのコントには小道具がよく使われるが、「ダウンタウンに影響受けた」として「老夫婦が古びたアパートで精巧に作られた“腸”を巡って夫婦げんかをするコントなど、小道具が登場する作品に目を奪われた」「冷静に考えれば何が面白いのかわからないけれど、理屈じゃない面白さがあった。松本さんを信じて、これを“面白い”と思ってコントを作るチームがいること。その勇気に憧れました」と語っている。さらに松本への思いが強いあまり、相方の松尾駿に怒りを炸裂させたことも。
「2021年に放送された『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、長田は松尾に対し『(松尾が)“オレ、松本さんのことめちゃくちゃ好きですごい憧れてるのに、『写真撮ってください』って言えないんですよ”って言って、結局撮られてたじゃないですか。あいつ、ウッチャンナンチャン派ですから!』と暴露。不満をぶちまけました」(前出・芸能ライター)
中田が起こした“噛み付き事件”の余波は、まだ収まりそうにない。
(窪田史朗)