7ORDERの阿部顕嵐が7月1日にフジテレビ系で放送される「超ド級!世界のありえない映像大賞」に出演することになり、ファンが歓喜の声を上げている。今年に入って2度目の民放地上波ゴールデン出演となるが、ジャニーズを辞めたタレントにも徐々に扉が開かれていくのか注目されるところだ。
7ORDERはジャニーズJr.内ユニット・Love‐tuneとして活動していたメンバーがジャニーズ事務所退所後に再集結。2021年にメジャーデビューを果たしたいわゆる“辞めジャニ”である。そのメンバーが民放ゴールデンに出演するというのは異例と言ってもいいだろう。
今年に入って阿部がゴールデンの番組に出演するのは2度目。1度目は3月10日の「潜入!リアルスコープ-SDGsな食卓SP-」(フジ系)だったが、「実は3月10日も、7月1日も、元ジャニーズをブッキングしやすいタイミングでもあったんです」と言って、テレビ関係者がこう続ける。
「7月1日は日本テレビ系で大型音楽番組『THE MUSIC DAY』が放送されるんです。櫻井翔が司会を務め、11組のジャニーズグループが出演する。つまり、他局にジャニーズタレントを出すと“ジャニーズかぶり”となってしまうんです。3月10日も『日本アカデミー賞授賞式』が日テレ系で放送されました。今年のアカデミー賞には優秀主演男優賞に二宮和也、新人俳優賞に有岡大貴、松村北斗、目黒蓮が選ばれていますから、これまた他局にジャニーズが出ていたら、“ジャニーズかぶり”になったというわけです」
それでも一昔前ならば、かぶりがあってもその枠に元ジャニーズが出演するのが難しかったのは間違いないところ。
「あまりにも出さないと、ジャニーズが潰していると受け取られかねませんから、そのへんは軟化している部分はあるのでしょう」(前出・テレビ関係者)
6月14日にはメンバーの森田美勇人がグループを脱退することを報告し、暗いムードが漂っているだけに、ファンは阿部の活躍を期待していることだろう。