6月7日にニュースサイト「文春オンライン」でW不貞疑惑を報じられた女優の広末涼子。当初、広末は相手の男性と共に、頑なに不貞があったことを否定していた。が、14日にマネージャーによるインスタグラムで謝罪文を公開。一連の記事内容を認め謝罪した。
これに対して、広末の所属事務所フラームは、広末を無期限謹慎処分にしたと発表。現在進行中の作品については、関係者に迷惑をかけぬよう誠心誠意対応するとしている。
「広末が一転、不貞を認めたのは、翌15日発売の『週刊文春』に続報記事が出ることを知ったからでしょう。内容が、不貞相手であるミシュランシェフ・鳥羽周作氏との間で『W不貞交換日記』が交わされていたというもので、『あなたのおかげで愛を諦めない覚悟を知りました』などとお互いの熱い思いがしたためられていました」(芸能記者)
不貞を認めたことで、すでに来年公開予定だった主演映画の降板が内定したとされ、出演中のCMについても全4社が広告を削除。違約金などは数億になる見込みとも言われている。
「近年、不貞騒動を起こした芸能人への風当たりは特に強く、ベッキー、矢口真里、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔など、騒動後に大幅なイメージダウンに至った例は枚挙にイトマがありません。広末も今後、復帰したとしても元の人気まで回復できるのはかなり難しいと言えそうです」(前出・芸能記者)
しかし、中には幾度も不貞騒動を起こしても不死鳥のように戻ってくる女優がいるという。
「それは斉藤由貴です。彼女は1984年に17歳でデビューしてから91年、93年、そして17年と計3度、不貞を報じられています。しかし、CM降板などはあったもののその後も、映画や舞台に出演。テレビドラマにもいつの間にか復帰していました。それを可能にしたのは“清純派”から“恋多き魔性の女”というイメージ転換ができたから。広末も20代の頃から俳優の村田充、伊勢谷友介、金子賢との交際を報じられ、03年には岡沢高宏とデキ婚し、08年に離婚後、現在の夫であるキャンドルアーティストのキャンドル・ジュンと再婚。さらに、14年に俳優の佐藤健との不貞疑惑報道などまさに絵に描いたような“恋多き女”。これまでの“良き母”というイメージから“魔性の女”に転換できれば、斉藤のようなスキャンダルに折れない女優になれるかもしれません」(前出・芸能記者)
広末涼子が今見習うべきは、斉藤由貴だ。
(柏原廉)