「資格取得のために勉強したい」「ダイエットしないとヤバいからランニングしたい」など、日常的に習慣化したいことってありますよね。でも、これが思ったよりも難しい。やらなきゃと思えば思うほど、「今日は疲れている……」などと言い訳を考えて先延ばしにしてはいませんか? そこで、やりたいことを簡単に習慣化するコツを紹介していきましょう。
■最初のハードルを下げる“20秒ルール”
やりたいと思ったことができないとき、いちばんのハードルは最初に始めるタイミングです。例えば、ランニングに行きたいと思っているなら着替えというハードル、勉強をしたいなと思っているなら参考書を開くというハードルがありますよね。
これらを楽に乗り越えられるようにしてくれるのが、物事に取りかかる時間を20秒以内にするという“20秒ルール”というテクニックなのです。人は、「始めるのに20秒以上かかることは先延ばしにしがち」という性質があるからです。
■20秒ルールの使い方
具体的に、20秒ルールの使い方をみてみましょう。例えば、朝にランニングしたいと思ったのなら、ランニングに行くジャージなどを着て寝てしまうのです。持っていく飲み物や履くシューズを玄関に用意しておくとパーフェクト。これなら、目が覚めたら顔だけ洗ってすぐに出かけられますね。
また、勉強をしたいという人は、次に再開したいと思っている参考書のページを開いたままにしてしまいます。もちろん、筆記用具もそのまま置いておきます。このような机に座ればすぐに勉強ができる状態を作るだけで、抜群の効果がありますよ。
人は怠けたいと考える生き物です。少しでも面倒くさいと思ってしまったら、習慣は身に付きません。なので、とにかく始めるまでのハードルを下げること。ぜひ実践してみてくださいね!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。