W不貞騒動で現在、無期限謹慎中である女優の広末涼子が、発端となった「週刊文春」の記者に直接、電話をかけていたことを同誌発売に先駆けてニュースサイト「文春オンライン」が報じたのはさる6月21日。
同記事によると、広末が過去に起こしたとされる不貞疑惑について、6月19日に記者が広末の所属事務所フラームへ質問状を送付したところ、翌日、広末本人から直接電話がかかってきたという。
そこで広末が語ったのは、「(所属事務所に)アプローチし続けてきて、裏切られ続けてきて」「(記事の返事に関して)私の考えとは違うものを出されてしまった」「今回、助けてほしいということも言ったんです。でも、今回そちらから頂いた質問状に答えない方向で、やはりノーコメントという形を貫くということだったので」などと事務所への不信感をあらわにするようなコメント。さらに「色んな疑いを私が会社に持ってしまった。ジュンさんと繋がってるんじゃないか、ジュンさんをどうして擁護するのか、とかも含めて」と、事務所と夫のキャンドル・ジュン氏が繋がっているという“疑惑”を抱いているという言葉だったという。
「通常、スキャンダルの対応というのは、記者会見などを除けば、事務所が窓口となって行うのが通例です。広末のように、事務所を通さずにマスコミへ直接電話をかけてくるというのは、広末ほどの大物の場合は、かなり異例なこと。また、広末が抱く、キャンドル氏と事務所が繋がっているという疑惑ですが、本当に繋がっているのであれば、先日キャンドル氏が電撃的に行った“ゲリラ会見”はもちろん、広末のマイナスイメージになるようなプライベートやさらなる不貞疑惑を暴露するようなことを事務所は絶対にさせないでしょう。事務所を通さずに電話してきたことで、誰も信じられない広末の混乱・暴走ぶりが伝わってきますが、同時に事務所のほうも広末と夫のキャンドル氏を全くコントロールできていないことが分かります」(芸能記者)
広末、キャンドル氏、事務所の三者がそれぞれの判断で動いていることで、さらなる事実も発掘されそうな今回の騒動。26日に発覚したキャンドル氏の不貞&暴行疑惑への関係者の対応も含め、混沌とした状況が収まるのはまだまだ先のようだ。
(柏原廉)