6月25日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では、8月23日に発売される乃木坂46の33枚目シングルについて選抜メンバーを発表。5期生の池田瑛紗が初選抜に選ばれたことが明らかとなった。
前作の32枚目シングル「人は夢を二度見る」では、昨年2月加入の5期生から五百城茉央、一ノ瀬美空、井上和、川崎桜、菅原咲月の5人が初選抜入り。その一方で人気メンバーの一角である池田は選抜漏れし、ファンを落胆させていた。
そしてついにたどり着いた初の選抜入り。「名前を呼ばれて(心臓の音が)ピタって止まるみたいな感じでした」という独特の表現はさすが、今春から東京藝術大学に通う現役の美大生ならではだろう。
「池田は番組放送後の6月26日午前にブログを更新。ファンへの感謝を綴りつつ、『だからこの場所を死ぬ気で守る、誰にも渡したくない。そういう気持ちです』と、強い言葉で選抜入りにおける覚悟を示してみせました」(芸能ライター)
ブログでは昨年、初めて参加した神宮球場ライブの思い出も綴っていた池田。「みんなで夜空を見上げて歌う落ちサビが好きだった“好きというのはロックだぜ!”の夏」とライブの情景を説明しつつ、今年はどんな夏になるのかなとの期待を込めていた。
ここで引用した「好きというのはロックだぜ!」は昨年8月31日発売の30枚目シングルで、真夏の全国ツアー2022で初披露された楽曲。同ツアーのラストを飾る神宮球場ライブでは「全てがひっくり返って キラキラし始めた♪」という落ちサビを、夜空を見上げながら歌っていた。
「自身がネガティブだと語る池田は、32枚目シングルでの選抜落ちが相当、心に響いていたのでしょう。そして迎えた今回の選抜発表でついにたどり着いた初の選抜入り。彼女のなかでは歌詞にある通り、すべてがひっくり返って、周りの景色がキラキラし始めたのかもしれません。そこから神宮球場ライブの光景を思い出し、ブログに綴ったのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
今回のブログタイトル「君を後悔させない 好きになってくれ」は、同曲のラストを飾る歌詞からの引用だ。神宮球場ライブで歌っていた時と、選抜入りした今では、この歌詞に抱く印象も大きく変わっているのでないか。
池田のファンとしてもその想いを正面から受け止めて、選抜入りした彼女をさらに好きになるに違いないだろう。