7月1日付でTBSの役員待遇に昇進となった安住紳一郎アナ。49歳という若さの現役局アナが役員待遇になるのはTBS始まって以来、初めてのことだとか。
そんな安住アナが、MCを務める「THE TIME,」(TBS系)にて、毎月恒例の出張中継で長崎県松浦市を来訪したのはさる6月22日放送回。漁港から地元のアジを紹介する予定だったが、同日未明に中継先の近所でコンビニ強盗傷害事件が発生、予定を変更して事件を緊急リポートすることになった。
事件現場のリポートだけでなく、被害者男性の知人を取材。「怖かったですね」と安住アナが気遣うと、その男性は「いきなり後ろから殴られたバールで。『顔もなんも見てない』って」と被害男性の証言を明かしたものだ。
「ネット上には、偶然にも事件を引き寄せてしまった安住アナに『名探偵コナンかよ』との声もありましたが、こういう状況を見せられてしまうと、安住アナは『持っているな』と思う人も多いかもしれませんね。実際、この日の夕方に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)に生出演していた、安住アナファンを公言している作家で國學院大學客員教授の通称“ハコちゃん”こと岩下尚史氏も安住アナについて論評していました。何でも、『ご自分でもおそらく“持っている”と思っていらっしゃるんでしょうけれど、“持ってません”ってフリがお上手なんですよ』とのこと。上司から見て謙虚に見える部下はかわいいですから、安住アナの異例のスピード出世には、仕事ができるだけでなく、謙虚に見えるかわいげも大きく作用しているのでは、と思いましたね」(女性誌記者)
中継先では、出演予定だった漁師らにもインタビューし、「必ずまた来ます」と約束を取り付けていた安住アナ。こうした神対応が自然にできる人が上司になってくれれば、部下は生き生きと働けそうだ。