法律違反の薬物を巡る取締法違反の疑いで逮捕された永山絢斗容疑者について、いしだ壱成が6月23日配信の「週刊女性PRIME」で自身の考えを語っている。
永山容疑者の逮捕後、自身が出演していた映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦」は予定通り6月30日から公開されている。その一方で、来年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は降板が決定。ほかにも配信作品が公開停止になるなどの影響も出ているという。
「記事では、逮捕された出演者の降板やシーンのカットなど、制作側が自粛する動きについて、実際に2001年に、永山と同じ薬物の取締法違反で逮捕、出演舞台を降板した立場から、いしだが話しています」(芸能記者)
記事では、いしだは自身が「どうこう言える立場ではない」としつつ、「作品のファンや制作に関わった人たちには今でも申し訳ない気持ちでいっぱい」「自粛に関しては寂しいですが、仕方ないことなのかなぁ、と思う」と今の心情を吐露。
ただ、自身は永山容疑者の今後について可能性が報じられている「降板による賠償」などはなかったといい、むしろ釈放後に制作会社に出向き謝罪した際に励まされたとか。薬物について「自分は二度とやるつもりはない」としたうえで、「立ち直るチャンスなどはあってもいいと思う」と語った。
ネット上ではこうしたいしだの発言について、「芸能人は甘過ぎる」「エンタメだからこそ厳しくあってほしい。人前に立つ仕事の責任を持つべきだと思う」「問題おこした本人が言うな」などと厳しい声が続出している。
「いしだは昨年5月に出演した『迷えるとんぼちゃん』(ABEMA)で、01年の逮捕の経緯について、クラブで見知らぬ人に逮捕容疑となった薬物を渡され、酔ったまま持って帰ってきてしまったら、翌日、警察が踏み込んで来たと告白。“ハメられた”ことを明かしつつ、自身は薬物の吸引などはいっさいやったことがないと言っていました。ところが、その直後に行った自身のインスタグラムでのライブ配信では、電子タバコで“CBN(カンナビノール)”を吸っていると告白。CBNといえば、いしだや永山容疑者が逮捕されるきっかけになった薬物に含まれる化学物質をリキッドにしたもの。ただ、合法で、市販もされていますが、当時ネット上では批判が起きました。そもそも、薬物所持を“ハメられた”としていたのに、今回は『自分は二度とやるつもりはない』とみずから使用していたことを示唆しており、発言と行動に矛盾が多いことも批判の原因と言えるようです」(芸能記者)
永山容疑者について“経験者”としてのコメントをしたいしだだったが、もっぱら、自身の黒歴史が蒸し返されてしまったようだ。
(柏原廉)