歌手・和田アキ子が、ジャニーズ事務所の前副社長・滝沢秀明氏の立ち上げた新プロダクション「TOBE」について言及している。
滝沢氏は昨年10月に長年身を置いたジャニーズを離れ、今年3月にTOBEを設立。7月2日に元V6・三宅健の加入を発表すると、同7日には元King & Prince・平野紫耀と神宮寺勇太の合流も報告するなど、相次いで“辞めジャニ”を集めることに成功している。
これに関し、和田は7月8日放送のラジオ番組「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で、「他の人が入るなら何もないけど、ジャニーズを退所した人が入るための事務所になっちゃっているね」「これはまた何をやれるのか?ジャニーズと全く違うことをやるのかな」などとコメント。続けて、元歌手で俳優の滝沢氏が代表を務めるとあって、「その(タレントの)気持ちもわかるから、その部分では明るい会社になるだろうね。これはうまいくでしょうね」としていた。
「滝沢氏をはじめ、平野らがジャニーズを退所した要因については、事務所内の人間関係ではないかなどと様々に報じられ、ファンにとっては非常にナイーブなテーマです。そんな中で、和田が口にした『ジャニーズを退所した人のための事務所になっちゃってるね』との表現に、一部からは過敏に反応する声が出ています。とりわけ和田はジャニーズ幹部との交流が深く、創設者・ジャニー喜多川さんを『ジャニコ』と呼び、麻雀を楽しんだこともある関係性とあって、『和田さんはジャニーズ事務所の方々と仲がよろしいので、TOBEに嫌味を言いたいのですね』『何が言いたいのかな。辞めた後どうするかは自由でしょ』『“なっちゃってる”って違和感ある。まるでそれが悪いことのような』などの指摘が寄せられました」(テレビ誌ライター)
ちなみに、滝沢氏は三宅らが加入する以前から、“辞めジャニ”だけでなく、タレントを目指す新人の発掘にも力を入れている。
最後には応援の意味合いを込めていた和田のコメントではあったが、やはり“ジャニーズ派”のスタンスは変わらないのかもしれない。
(木村慎吾)