芸人でYouTuberの中田敦彦が、ダウンタウン松本人志を批判した件で白旗だ。自身のYouTubeチャンネルにて「【松本人志氏への提言】審査員という権力」との動画を公開し、松本への批判を展開していたのは記憶に新しいところだろう。
しかし世間からの反応は芳しくなく、7月9日に公開した動画では相方の藤森慎吾に対して「今回、いろいろ考えるとミスった」と告白。自身の発言については間違ってなかったとしつつも、自分には人間力と精神力が足りないと語り、「テレビの悪口はもう言わない」と自ら幕切れを図っていた。
そんな中田に対しお笑い好きの間からは、人間力だけではなくお笑い力や、YouTubeでの実績も足りないとの指摘が寄せられているという。
「YouTubeのエージェント事業や代理店事業を展開する株式会社アナライズログでは7月11日、自社サイトの『DigitalCreators』にて芸能人動画再生数ランキングのトップ20を発表。対象期間は4~6月で、2位には『中田敦彦のYouTube大学』で公開されたジャニーズ問題の動画がランクインしました。そして1位にはほぼダブルスコアで、お笑いコンビ『どぶろっく』の動画が君臨。中田はお笑いでも再生回数でもどぶろっくに惨敗した形です」(IT系ライター)
見事1位に輝いたのは、元テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行氏が仕掛ける「NOBROCK TV」で公開された動画だ。そのタイトルは「【下ネタ我慢】どぶろっくが本気ネタ8連発!下ネタで笑いたくない二瓶有加 & 松本優は我慢できるのか…?」というもので、これが1000万回再生超えを記録したのである。
この動画では、女優の二瓶有加らがどぶろっくの下ネタギャグにどれだけ耐えられるのかを検証。牛乳を口に含んだ二瓶が次々と陥落する姿に加え、どぶろっくならではのキレのある下ネタが話題を呼び、YouTubeを超えてSNSでもバズっていた。
お笑いの世界ではキングオブコントで優勝歴を持つどぶろっくが、無冠の中田を実績で上回っているとの見方もある。そしてYouTubeでも中田を圧倒したどぶろっく。世間が求めているのは中田の熱い主張ではなく、下ネタだったのかもしれない。