「あのちゃん」こと歌手・アーティストの「あの」がレギュラーを務めるラジオ番組「あののオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)で過去に“荒れた現場”になった、ある出演番組を振り返り話題になっている。
「2023年上半期テレビ番組出演本数ランキング」で、10位にランクインしたというあの。それを受けて、あのは「下半期はもっと荒れた現場に行きたい。謎番組、どんどん出て行きたい」と宣言したのは7月5日放送回でのことだったが、トークの中で、“荒れた現場”の経験として「太川陽介の件あったじゃん」と昨年9月14日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決 陣取り合戦9」(テレビ東京系)に出演したことを振り返った。
「あのちゃんは、テレ東のバス旅シリーズでおなじみの太川陽介と同じチームでロケをしたものの、途中で寝てしまったといい、そこから旅のルートを提案しても“シカト”されるようになってしまったんだそうです。あのはそんな太川の様子を『“バスの悪魔”降臨だった』と太川を悪魔呼ばわり。ただ、すぐに、『ま、寝たのが悪いんだけどね』と反省。さらに『本当にバス旅に懸けてるからね、あの人。ホントにバスの悪魔出てて、そういうテレビに出たいです』『だから「バス旅」もう一回呼んでほしい。マジで頑張る』とヤル気を見せていましたね」(芸能記者)
リスナーたちからは、様々な感想がネット上で寄せられたが、「これ(バス乗り継ぎ対決)見たけど太川さんは太川さんでいつも通りで怒ってはいない。無視というか夢中になりすぎて周りが見えていないだけ」と指摘する声が。また「その回も見てたけど、太川さんの割に珍しく気遣ってるなって感じたよ」と、あのの認識に異を唱える声もあった。
「あのちゃんはバス旅のロケが衝撃的だったのか、1月18日に出演した『日本シン人種図鑑』(テレ東系)でも語っており、その時も『地獄だった』としつつ、『行かないよ、二度と』と出演拒否していました。それが一転して出演に意欲を見せるようになったのは、何か心境の変化があったのかもしれません」(前出・芸能記者)
テレビ出演が増えて、“荒れた現場”に耐性ができたのかもしれない。
(柏原廉)